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Ubuntu 22.04.2 LTS のデュアルブート

Windows10Pro64bitとUbuntu22.04.2LTSのデュアルブートについて書いていこうと思う。

やろうと至った経緯について、もともとVirtualBoxにてUbuntuを触っていたが手持ちのGPUを用いたプログラミングはVirtualBoxではできないとの情報を得たため、実機にて構築しようと思った。あと、春休みに何かしらやろうと思っていたためである。

条件:


WindowsとUbuntuを別ドライブで管理するデュアルブートを行う
使用OS;Windows10Pro64bit・Ubuntu22.04.2LTS

注意:


あくまで僕と同じような理由でうまくいかない人の参考程度に書き残したものなので、これを参考にして行ったがためにデータの損傷・損失、PCの破損が起きたとしても責任は負えませんので悪しからず。

今回使った物:
自作デスクトップPC(マザーボード:ROG)(内容省略)
USBメモリ(8GB)
2.5インチSSD(250GB)
気力・諦めない心

Windows側での準備

まず、Ubuntu22.04.2LTSをホームページから自分のPCにダウンロードしておく

RufusというUSBメモリフォーマットソフトをインストール(MicrosoftStoreにある)し、それを用いてUSBメモリをインストール用USBメモリにする。(この時にUSBにあるほかのデータは消去される)

インストールメディアといえばフロッピーディスクやCDだがUbuntuは容量が大きい上に、いろいろ好都合かつ安価であるので今回はUSBメモリを用いる。

PC内部の準備

ここまでをWindows側で行ったら、デュアルブートをするPCの電源を落とし、ケーブルをすべて外す。

デュアルブートを行うパソコンを開け、Windows関連のHDD、SSDのSATAやIDEケーブルを引っこ抜き、M.2などのマザーボードに取り付けてあるものであれば取り外す。
(僕はM.2がCドラだったうえGPUの取り外しもあったのでとてもめんどくさかった)

そして、別で用意しておいたSSDをつないで、それ以外のディスクがない状態にし、ディスプレイ・電源・マウス・キーボードのみ接続を行い、準備は終了である。

Ubuntu22.04.2LTSインストール

インストールについてはいろいろなサイトで紹介されているので省略。また、今回は別のドライブを用意しているためパーティション分割などの操作はせず、”ディスクを削除してUbuntuをインストール”を選ぶ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
₍₍ (ง ˙؎˙ )ว ⁾⁾インストール₍₍ (ง ˙؎˙ )ว ⁾⁾
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

インストールが終わりUbuntuのデスクトップ画面が表示されたら、PCの電源を落とし、元のWindowsの入ったSSDやHDDを元に戻す。そしてPCを起動させる。そしたらF2超連打で、BIOSを開く(マザーボードメーカー画面でF2)。
そこの起動タブから、起動順序1番にUbuntuを選択、ブート設定を”非UEFI”から”UEFI”に変更し、終了タブから保存しリセットを選択する。そうするとUbuntuが起動し、とりあえずインストールは済んだことになる。

しかしながらUbuntuとWindowsを頻繁に切り替えて使うユーザーにとっては毎回BIOSを開いて起動順番選択や起動ディスクを選ぶというのは時間の無駄である。今回はUbuntuを利用して起動OS選択を表示させていく。

Ubuntu22.04.2からの変更点

今回僕が一番てこずったのがここ。いろいろなサイトを見て回ってgrubの設定があり、コマンドを実行すればWindows Boot managerが検出されて、PC起動時にOS選択ができる。とういう流れということが理解できたが、Ubuntu22.04.2LTSではそうもいかない。

まずはEmacs(テキストエディタ)をインストールする。
(僕がEmacsユーザーのため、インストールしているのでVimなどのテキストエディタなら何でもよい)

このWebサイトを参考にインストールしてもらいたい。

僕は、最初ここでgrubの起動順序を変えてしまった(grubに認識されている起動順序の確認なし)そのためにUbuntuが全く起動せずBIOS設定画面しか起動しないというありさまになり、やり直す羽目になった。
(ここで諦めない心を使う)

そして、Ubuntuを再起動すると見慣れない青い画面が出てくる。調べたところによると、UEFIとセキュアブートの設定らしい。

ここで設定が終わったら、端末(Terminal)を開く。そして下記サイト(技術評論社)の”Windowsを検索対象にする”部分を読み、コマンドを打つことでWindowsの検知が可能になる。

ここで、このWebサイト(Qiita)の”4. grubの設定”からWindows boot managerが検知されているか確認する。ここでWebサイトのように検知されていればひとまず大丈夫だと思う。
そして、再起動を行いgrubが起動しUbuntuやWindows boot Managerの起動選択画面が出れば完了である。

Windowsをデフォルト選択にする

先ほどの技術評論社の記事にあるようにgrubはむやみやたらにいじるのはあまりよろしくない。今回の僕のように起動しなくなってやり直しということも十分にある。だが、僕はWindowsの使用頻度のほうが多いのでこの設定を行った。(WindowsUpdateの時に再起動がかかった時のためでもある)

このWebサイトを読んで途中の起動メニューの順番を確認しWindowsがどの番号かを確認する。このサイトや僕はWindowsが2でUbuntuが0である。
そして、書き換えであるがこのサイトでは
$ sudo vim /etc/default/grub としてるが僕はEmacsを使ったので
$ sudo emacs /etc/default/grub とし編集を行った

/*変更前*/GRUB_DEFAULT=0 -> /*変更後*/GRUB_DEFAULT=2

と変更が終わったら保存を行い、Emacsを閉じPCを再起動する。
PC起動時にWindows boot managerが選択され、何秒か後に自動でWindowsが起動されればすべて終了である。

へたくそな文章で申し訳ないが、少しでも参考になれば幸いである。

追記

これらの操作のあとに、Windows側の時間がずれる(9時間)が以下のサイトのようにUbuntu側で設定することで解決できる。


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