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望み


今日はLIVEはオフで、上野から熊谷に高崎線に乗って向かってる。熊谷の八木橋デパートで開催されるLIVEを見に行くのだ。

天気は最近にしては、とてもバランスのとれた小春日和で、酔っぱらえる。

ここに書くような内容では無いかとも思うし、ただただ、こう思った、嬉しいな。という内容の文章ですので、許してね。


向いている事とやりたい事というのは、わりと乖離してたりすると思うけれど、考えてみたら、できないからこそ、できるようになりたい。とおもうわけであって。そこに乖離があるのもある種頷けるのだけれど。


こうなりたい、とか、そういうのが自分にとっての一つの正解であるのは間違い無くて。自分が望んだ事を手に入れる、願いなら叶える、誰かの役に立ちたいと思うなら、役にたって自分の望みを成就させる。表現はなんでもいいけれど、要するに望んだものを手に入れる。


と、抽象的で大きな話をしておいて、いきなり、ぐいっと具体的でちっさな話。

チャンピオン事件である。

僕はガリガリでしかも骨格も細くて、みるからに弱そうな自分が、中学後半から高校生にかけてものすごく嫌だった。
 友達のTくんの自転車の後ろに当時立ち棒(ハブとか呼んでたな。)をつけて2人乗りをしながら。Tくんのめちゃくちゃ広い肩幅がまじでめちゃくちゃ羨ましかった。肩をまわしたらいいとか聞いて回してた事もあったな。
 肉体的な強さを求めて、ボクシングをやりたかったけれど、眼振弱視だったのと、掴めるならと、中学でしてた陸上をやめ高校からは柔道をはじめた。
 
 柔道部でしていた筋トレといえば、すりあげという独特な腕立て伏せ。
 当時はまだまだウェイトトレーニングなんかは主流でなく、設備も部室にベンチプレスだけあった。

高校から柔道をはじめたのもあって、筋トレだけはせっせとしていた。とにかく、すりあげをしてた。200回できるように、とりあえず50回できたらそれを4セットできるようにと。せっせとしてた。
 なんとなく、大胸筋はついてきて、すごく嬉しかったな。

服装なんかにようやく興味が湧きはじめた高校1年。
 チャンピオンのロゴが袖にでっかくプリントされてる長袖の紺色のTシャツを買って、張り切って着ていってた。
 自分が思ってるのとなんかちがうな、なんか似合わないなとはおもいつつも、そんなことより、着れる事が嬉しかったからきていってた。

 そんなある日、先輩が、
そのTシャツかっこええなー、でも、なんか、なんか、、、あ、わかった、肩幅がないから似合わないんや
と、言ってくれた。
 言われたことがショックとかではなくて、やっぱりそうなんや、て物凄く納得した。
筋トレして少し筋肉もついたと思ってたのに、結局あかんやん。
 肩幅は骨格だから、広くはならないと言われたり、納得したりして。

みたいな事から、なるだけ大きく見せたくて、ピッタリ目のTシャツを着たりする時期があったりもした。

時は流れて、2017年。
体調がおかしくなったのをきっかけにトレーニングをしっかりとやり始めた。
 そんな中で色々真剣に調べたり試しいくうちに、骨格は変わらなくとも、ウェストをしぼり肩の横側の筋肉をつける事で、ほんの少しでも肩幅があるようにみえるのではないか?と思いはじめた。実際、人様の写真なんかも見やすい時代だなら尚更、ちょっとはやる価値あるなーと思えた。
 改めて、自分が筋肉をつけたい部位はどこなのかという事をはっきりさせて、得意な部分(一応胸)ばかりするのではなく、肩の横をどんどんやろうと思って半年まえくらいから肩の横を1番の優先部位としてやってる。
 (今思えば当たり前だけれど、
すりあげ(腕立て伏せ)やベンチプレスをしても、肩の横にはゼロではないにせよほぼ効かない。)

 すこしついたかな?と思う事もあるし実際少しついてたしかにシルエットがすこしましになったと思う。大きめのTシャツも前よりは似合ってきたと思う。
 それでも、もちろん鏡に映る自分が貧相に見える事もよくある。


そんな中、最近共演者の方や、はじめましての方に、スタイルを褒めてもらえたりする。足は細くてながいし、顔小さいのに肩はしっかりしてて、とか。
 足の長さとか顔の小ささとかは先天的なもので、それはそれでうれしいけど、そんな事より肩を褒めてもらえるの事が一番うれしい。

いや、何?それだけ?て内容の話なんですが、
僕にとっては改めて、自分が望んだものを自分で頑張って手に入れる事、そしてそれを人様に認めてもらえるのは凄い嬉しい事だなと思う。



自分の求めてるものを。
どれだけ遠くても手に入れたい。




それしかなくない?てよく思います。


次の駅は北鴻巣。

もうすぐ熊谷。

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