見出し画像

キーボード変更で気づいた、習慣改善のヒント

最近、自分の働き方を見直す中で、意外なところから新しい発見がありました。それは、キーボードを変えたことがきっかけです。

ことの始まりは、左右分割型の自作キーボードを購入したことでした。正確には、自分でハンダ付けをする本来の「自作」ではなく、メルカリで完成品を見つけたのですが。これを機に、長年使い慣れたQWERTY配列から、日本語入力に特化した「大西配列」に挑戦してみることにしたんです。

※買ったキーボードはこれ↓

大西配列は、左手で母音(あいうえお)を、右手で子音を入力する仕組みです。慣れるまでは苦労しましたが、約1ヶ月ほど練習を続けているうちに、だいぶ使いこなせるようになってきました。

ここで気づいたのが、この「練習」が意外とスムーズに習慣化できているということ。普段、新しいことを始めても長続きしない自分が、なぜこれを続けられているのか、少し考えてみました。

まず、タイピングという日常的な行為に紐づけて練習できているのが大きいでしょう。仕事の始めと終わりに、「寿司打」というタイピングゲームで楽しく練習する。この「楽しさ」が重要で、ゲーム性による報酬系への刺激が、継続のモチベーションになっているように感じます。

さらに、「寿司打」自体がよくできていて、点数表示などゲームとしての完成度が高い。これも、飽きずに続けられる要因の一つかもしれません。

この経験から、習慣改善のヒントが見えてきました。日々必ず行う行為に、新しい取り組みを紐づける。そして、その過程に楽しさや達成感を感じられる仕掛けを組み込む。このアプローチは、他の分野にも応用できそうです。

例えば、朝のコーヒーを淹れる時間に、短い英語のポッドキャストを聴く。通勤時の歩数計アプリで、友人と競争しながら運動量を増やす。など、アイデア次第で様々な可能性がありそうです。

また、キーボード変更を決意した背景には、「一生タイピングはする」という長期的な視点がありました。今のタイミングで正しい、負担の少ない入力方法に変えておくことで、将来の自分に投資できると考えたんです。

この「未来の自分への投資」という考え方も、習慣改善を継続する上で大切かもしれません。目先の面倒くささだけでなく、それを乗り越えた先にある利益を想像する。そうすることで、モチベーションを保ちやすくなるように思います。

まだ始めて1ヶ月程度ですが、この小さな変化から多くのことを学べました。皆さんも、日常の中に隠れている「習慣改善のヒント」を探してみてはいかがでしょうか。思わぬところに、新しい発見があるかもしれません。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?