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見る目

同じ世界を生きているはずなのに、人によって世界の捉え方は十人十色である

健常者は音のある世界に住んでいるが
聾唖者は無音の世界を生きている

健常者は色のある世界に住んでいるが
色盲者は色の無い世界を生きている

同じコンサートを聴いていても、健常者は目をつむって耳を開いてるかもしれないが聾唖者は読唇のために口元を凝視しているかもしれない

同じ夜空を見ていても、視力の良いアフリカ人は目の悪い俺より綺麗な夜空を見ているかもしれない

恋愛をしていると異性を見る目のある人見る目の無いひとに分かれる

ちなみに見る目の無い人とは
誰でもわかる表面のものしか見えない人

顔、髪型、服装、身長、(最近流行りの)清潔感、、、

異性を見る目のある人は視覚情報に頼らない

この前興味深かったことがあって、ワールドカップで大活躍したサッカー日本代表の三苫選手

男性はドリブルが上手いとかスピードが速い点で評価していたが
女性はプレイではなくてあのニヒルな顔を評価していた

同じ選手なのに人によって見てる世界が違うのだ

表面からは見えない中身を見る力

水だと思っていた透明の液体はもしかしたら海水かもしれないし薬品かもしれないしはたまたガソリンなのかもしれない

「コーダあいのうた」という映画では、耳の聞こえない父親はルビーのノドの振動を頼りに娘の声を理解しようとした

人には見えないものを見る力
私はこれを心の視力と呼んでいるが

努力なんてまさにそうで、ここを評価してくれる人はとても広い視野を持っているんだろうなっていつも感心してしまう

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