見出し画像

雑用

「雑用」=世の中の仕組みを学ぶ

雑用は普通下っ端がする
学生の頃は下級生がボール拾いをしたし、ホストは新人がトイレ掃除をする

雑用をすることで世界の仕組みを学んでいく
組織、手続き関係、契約、営業所作、美味しいコーヒーの淹れ方、、、、、

ドラマのGTOでは理事長が自らエントランスの掃除をしていた

昔、曹洞宗開祖の道元が説いた
炊事、掃除、洗濯などの雑用こそが修行であるという「典座」の考え

雑務は現在低く見られがちである
しかし禅宗では重要な役職として尊重された

下っ端ではなく米一粒水一滴の大切さを知っている老師だからこそ食事の調理を行なっていたとされる

食事や掃除自体が修行なのである
 
そして気の利く人とは、こういった
「誰にでもできる仕事を指示される前にできる人」
のことをいう

だから飲み会で食事の取り分けをしてくれる女性は気が利くのだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?