見出し画像

CHIRATTO

じろちゃんの架空対談形式で書かれる記事。
対談形式ならではの読みやすさとひとりやからじろちゃんの言いたいことが必ず芯にあるってところが新鮮やと思った。
嫌われる勇気と完全一致ではないけどイメージするならそんな感じやな。

改めてじろちゃんの文章はどこかくすぐったい茶目っ気たっぷりの文章やなあと思った。
この濃さで500円…あんたら正気か……
例えば本屋で月1で800円の雑誌買ってたくさんの情報詰め込むよりも、月500円で5分で読めるCHIRATTOの記事を何倍もの時間をかけて咀嚼する方が自分には向いてると思った。それだけの価値のある内容が詰まってる。あと毎回のテーマも結構はっきり書いてくれてるので、そこがまた嬉しい。(勿論テーマを推測させる文章も面白い)自分なりの意見を派生させやすい。

あらゆる表現をとことん味方につけるシソンヌじろうが憎いほど羨ましい。

16回

東京の人は関わりを避けてるようやけど、ほんまは地方の人もたくさんいて関わり、触れ合い(こっちの方が素敵な表現)を求めたいけどあたかも求めていないように振る舞ってる、東京ってそういうところなんだって勝手に納得してるだけ。
東京に慣れるうちに自分もいつの間にかそれに納得しだして、受け入れだしてる気がする…上京してすぐなんてあんなに反発してたのに…いつの間にかそっち側の人間に落ち着こうとしてた。
GMYHは私たちのそんな内在的な、無自覚に心の奥底に押し隠してる「手伝ってほしい」「もっと助け合おうよ」っていう気持ちを代弁してくれる場所なんだと思う。
人と人を繋ぐのは子供。子供は大人を動かす力をもってる。それはみんな"子供"を経験しているからだと思う。みんなが自分を投影できる存在、それが子供なんやと思う。

『パッケージ論』ルイス=マルティリス
「括りを作ることで人の心を動かしやすくする」
運動神経が良くなくて好きな子に声が掛けられない…じろちゃんかいまみえた、多分じろちゃんも普段はコンプレックスで好きな子と話せなかったけど、これをしてるときは話せる!っていうものがあったんやろうな。そういうもの見つけたときって本当に嬉しいよね。自分の誇れる部分というか。コンプレックスが100個あってもそういう部分が1個自覚できるだけで一気に自分を取り巻く世界が輝いて見える。そんな経験が私にはある。

国際結婚の夢は途絶えてないんかーーーー

どこか頼りないけどアイデアを実際にイベント化できる父親。今の時代を象徴するような父親像。

じろちゃんはいつも成すために東京に来た人間として文章を書いてくれる。地方出身者に寄り添ってくれる。そこがまたこの人の文章の好きなところ。

Give Me Your Hand。
ひとりでは生きていけない。その通りです。じろちゃんは「すごく今の時代に必要とされている言葉」って。
人との繋がりが尊い。そんな日常がただひたすらに愛おしい。
いろんな個性が受け入れられつつある現代。個性を発揮して支え合っていけたらみんなが輝ける時代になるかもね。

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

私のコーヒー時間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?