見出し画像

エニアグラム


6月だというのに暑い日が続き、病院の中の涼しさを求めて出勤している自分がいるのに気づいた今日この頃。



とはいえ、湿度も高く汗だくになりながら働く日も珍しくない中、仕事終わりの楽しみは旧知の友人たちとお酒を飲み交わし思い出話に花を咲かせ、自分たちの未来に思いを馳せ。


そんな毎日を過ごす中で大人になったな、と感じながら、今のこの関係性を保てる周りの人たちを大切にしなければ、と実感させられる毎日です。


さて、そんな日々を過ごしている私ですが、先日、大学時代の友人と飲みに行く機会がありました。私含め、3人での飲み会でしたが、友人2人は精神科看護を専門としています。自ずと話題は精神科領域の話へ。


私は今小児科に勤めていますが、小児科の次に精神科に興味があったため、友人2人の話はとても興味深く、私の知見を広げてくれる有意義な時間となりました。


そんな中、1つとても面白いな、と感じた話題が、タイトルにもある「エニアグラム」と呼ばれるものです。簡単に言えば、今巷で流行っている、自分の性格?人格?を分類したものなのですが、看護の世界に身を置くものとして、日々エビデンスに基づいた看護を考えている中、このエニアグラムという理論は、どちらかというとスピリチュアルな側面が大きく、とても新鮮な気持ちで話にのめり込むことが出来ました。


興味のある方は個人的に調べていただきたいのですが、こういった性格診断的なものはやったことがなく、しかし、記されている内容は意外と当てはまる部分も多く、自己分析の貴重な材料になるものでした。年を重ねるごとに、「自分」という存在が固定化されていく中、こういった視点から、自分を見つめ直す機会はとても重要ですよね。


話をエニアグラムに戻すと、私は、エニアグラムの中でいう9つの分類の「7」に該当するようです。7番は、「思考」の人で、「好奇心旺盛でエネルギッシュな人」とのこと。たしかに、新しいことやなにかをはじめることにワクワクする自分に当てはまるな、と感じますが、私が興味を持ったのは、他の番号の人たちとの兼ね合いです。


一緒にいた友人は「5」と「6」だそうで、同じ「思考」の分類なのだそうですが、どうやら私は、5番の人に良い影響を与えるとのこと。普段から影響をビシビシと、私自身が受けているのに、私も影響を与えていたなんて…、そういう面で、「気が合う」っていうことなのかな、と感じることができました。もっと詳しいことも話したのですが、まとまりがなくなってしまうのでまたの機会にでも…。


大人になると、自分を見つめ直す材料や機会が少なくなっていく中、たまにはこういった理論を用いて自己分析をする時間も大切だな、と感じます。この理論を通じて、自分が目指す人物像に、昔よりかは近づけているな、と知ることが出来ましたし、この理論から言わせると、私は今が1番輝いている状態だそうです。完璧な人間なんていないとは思いますが、少しでも理想に近づけるよう、これからも精進していかなきゃな、そう思わせてもらえた素敵な時間をくれた友人には心から感謝です。


そんな新しい世界を見せてくれる人が私の周りにはたくさんいます。自分はそんな人たちになにかを与えられるているでしょうか。答えは出ないけれど、いつか与えてもらったものを返せるよう、今は目の前の目標に向かって頑張るだけですね。皆様も、たまには、自己分析をしてみてはいかがでしょうか。エニアグラム、とても面白い理論ですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?