第四十九回 人生セーブデータ

こんにちは、なかむらまことです。
昨日はあまりにやる気ない記事ですみませんでした。
とはいえ、私が思っていることを書き連ねたからか、
「スキ」が結構ついていて、嬉しかったです。
ありがとうございます。


1.人生をセーブデータとして残せたら

昨日「人生のセーブデータはコピーできない」と言いましたが、
そもそも今の人間ってセーブデータ作れなかったな、と考えなおしました。
じゃあもし、セーブデータが作れた人生なら、どう変わるか、とちょっと考えてみました。
いまだとSF話ですが、そのうち電脳が完成したらあり得ない話じゃないかと思います。

2.ロード

まず何度でもロードできます。
ゲームだと、間違えた選択をしたら一度電源を落として、
もう一度ロードすることでやり直しがききます。
どんなに間違えた選択肢をしたとしても、
その道で何年も続けていたとしても、
セーブデータをまたロードすれば、
いつでもより良い選択をすることができて、
楽しい子供時代に戻ろうと思えば戻れて、
まぁ良いことだらけですよね。

3.コピー

では、私のセーブデータを大量にコピーしたとしましょう。
そうすれば、選択肢のすべてを並行して進めることができます。
効率が良い……かは微妙ですが、
難しいチャレンジの前にたくさんのバックアップをもてば、
すぐに戻ってやり直しことできると思います。
また、これを外部に出力することができれば、
誰かに私の人生を任せることもできます。

4.身体と記憶、どちらが先になくなるか

散々私がやってきた短編シリーズの設定と似てきましたが……
「保存する」「何度でも再生できる」「上書きする」は
人生においてあったらぜひとも使いたい機能
ですよね。
しかし、いくら人生や記憶が電子データに変換できたとして、
身体はデータにできないから、
そのまま朽ちてゆく。
もちろん、いまは人生100歳時代、医療の進歩も目覚ましく、
将来は120歳時代ともいわれておりますが、
とはいえ永遠に生きられる身体は作れないと思います。
でもこれも義体の時代がきたら、そうでもないかもしれない。

いまは身体の終わりは人間の脳の終わりでもあるので、
記憶データはなくなりますが、
将来、延命治療が発達し、記憶のデータ化が可能になったら、
人間の身体と中身はどちらが先に朽ちるようになるのでしょう。

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