マガジンのカバー画像

中村研究室のゼミと運営の工夫

24
運営しているクリエイター

#運営の工夫

[研究室運営] 質問のハードルを下げるには?

どの先生に伺っても、重要だという認識だけれど、なかなか学生さんたちはやってくれないもので、どうしたものかと思案している方が多い「学生さんがなかなか質問してくれない問題」。学生さんからすると質問しにくい理由にも色々とあるので(先輩に対してこんなこと聞くのははばかれるとか、知らないのは自分だけでは?とか、理解できていないと呆れられるのでは?とか、恥ずかしいなどなど)、なかなか難しいものだなとも思います。 ちなみに、何もしなくても学生さんは質問するよとおっしゃる先生もいらっしゃる

[研究室運営] 卒論・修論に一筆添えてご家族に送付

ゼミの話じゃなくて、これは今では特に教育効果はあんまり考えてなくて、半分自分の趣味になりつつあるのですが、研究室を運営されている方に超おすすめなので紹介します。 目的学生さんのスポンサー様に、学費(明治大学総合数理学部だと学部で約600万円、大学院合わせると750万円くらい)を出して通わせた甲斐があったな。うちの子はこんだけ頑張って成長し、力をつけたんだなと喜んでほしい。あと、修士に進学する学生さんの後方支援をお願いしたい。 実施方法卒論が終わった学生さんには、卒論とこれ

[研究室運営] 研究成果はオープンアクセス化

下記の記事にも関連するんですが、 やっぱり学会発表して終わりはもったいないです。情報処理学会などで会員でないひとは(研究会の原稿の場合は、研究会の会員でない場合は)その論文を2年くらいお金を払わないと読めません。まぁ、そのひとにとって読む価値のある論文ならいいんですが、お金払って読んで大したことなかったじゃショックも大きいと思うのでなかなか読んでもらえないと思います。 あと、恥ずかしながら科研費に落ち続けてる私にとって、企業さまからの共同研究費をいただくのは研究室を回して

[研究室運営] 学会発表したら研究室のウェブサイトに記事を書いて報告

中村研究室では、学生さんに1年間に1回の発表が義務付けられています(3年生は先輩のテーマを継承して発表)。いつも、色々な研究会や学会などで発表させていただいており、本当に感謝しております。 ただ、せっかく学会発表まで一生懸命研究に取り組んで発表しても、発表の場にいる人たちに聞いてもらってフィードバックをもらっておしまいだけじゃもったいないなといつも思っていました。教員とは異なり、学生さんで同じネタを2回別の場所で話す機会は、合同研究会などを除きなかなかありませんし。 目的