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センスがいいってなんだろう

◯です。

世の中にはどうしてもわからないことってあると思います。
ぼくの場合だと、むくみと旨味が全然わかりません……。

むくみってなに?と聞くと足とかがパンパンになる、という答え。
そのパンパンになるってどんな状況?と思ってしまい、結局むくみについては迷宮入りになってしまいます。

旨味もそう。具体的にどんな味なんだ……って思ってしまいます。

ただ、ぼくが今まで理解に苦しんだ事象をまとめてみると、それは感覚にまつわることだと気づきます。

ぼく自身が体験していない、あるいは気づいていない体験であるから、それが正解かどうかがわからない。
これがぼくの中のどうしてもわからないことです。
旨味とかは体験しているのに気づいていなさそうですが……。


そして世の中のわからないの代表格が、まさにセンスであると思います。

センスいいね!って言われたらちょっぴり嬉しいですよね。
だけれども、そう言われてもイメージがあまりつかないと思います。

センスを言語化するのはものすごく難しいです。

なので、センスは言われると嬉しいけれど、概念的な何か。
という答えになってしまいます。

センスは概念でもあり、感覚とも言えるのでこれと決めることが非常に難しい……。


ぼく個人としては、センスはそのひとの”アンテナ”であると思っています。

「なんかいいな」という直感の元で行った、あるいは手に入れたもの等が、他の人から見たら新鮮で斬新といった光景に移る。
またはシンパシーといった類かもしれません。

そのアンテナは、同じ周波数をもつ人が反応するものです。
別のアンテナをもつ人はそれらが発する電波をキャッチしません。
ただ、ラジオのチューニングをするようにかっちりハマったものがあれば、それはセンスがいいということなのではないでしょうか?

なかなか暴論かもしれませんが、センスについてのぼくの理解です。


センスを磨く、というのはつまり周波数をあげることなのかもしれません。
電波の飛距離をあげることでより繊細に、より広範囲に電波を収集することができます。

センスがいいと思ったら、真似したくなったり参考にしたい気持ちも芽生えます。
そうしてセンスを磨くこともできるのです。

つまりは、センスは伝播する……ということなのかもしれません。

いいな、という気持ちは誰かの心や感性を動かし、そして誰かのセンスいいになっていく。

そうなってくるとセンスの始祖が非常に気になるところです。


センスがいいってなんだろう。

もちろんセンスに正解はないのだけれども、誰かを動かすセンスを持つ人間になりたい、と思ったのでした。

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