好きこそ物の上手なれ
前回のnoteでの締めに使った表現が自分の中で引っかかっておりまして。
何に対する罪悪感かというと、「何もせずに1日過ごすこと」なんですね。僕においては特にドラム。なるべく毎日触って感覚を養い続けていくことが必要でして。スポーツ経験者はこう言われたことがあると思います、「1日休んだら感覚を取り戻すのに3日かかる」って。ドラムを叩かずに休むこと、1日過ごすことが次第に罪悪感へ直結し、その気持ちが強くなっていっていました。
罪悪感?好きなんじゃないの?
”まだ”ドラムは嫌いになっていないです。やっぱり生ドラム演奏している時は楽しい。この罪悪感の根源は、最近練習時間確保が厳しくなったからこそより一層やらないといけないという使命感から来ているものだと考えています。
「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったもので、使命感や義務感以外がメインの原動力と成れている人は相当強い。逆に使命感や義務感で動いている人は長く持たない。好きなことだったからこそ、僕は過去に馬術を11年間も継続できたわけで。
多分”罪悪感”って言葉選びがいけないんだろなぁ。
今の僕にとって時間があるのに練習をしないということは、如何なる理由を以てしても悪であるって行き過ぎた考えを持ってしまっているからこそ出てきてしまう考えだなと。練習しないと”損”というより、練習した方がスキルアップできるし”得”じゃん?ってスタンスでいる方が絶対に得。自分の都合の良いように捉えた方が幸せ。
時間確保が以前より厳しくなったとはいえ、時間が大量に余りすぎても問題なわけです。わがままなやつやねぇ、ホント。長いと集中力が切れ、短いとメニューをこなせずに不完全燃焼。
”質”もそうだけど、結局は”量”こなせたやつが勝てる。
ここでの”量”は”頻度”に置き換えた方がいいかもしれない。たまに長時間より、毎日短時間。過去の経験上、基礎練は特にこっちのやり方の方が効率的に成長できる。特にストーンキラーやツーバスの持久力向上は。結局たくさん触んないとネットの記事で出てくる「リバウンドが〜」とか、「脱力が〜」なんてのは理解できない。
正直、量こなせるようになれる秘訣として「どれだけ本気で向き合えるか」って気持ちの要素はめちゃくちゃでかいと思います。真の意味で本気で向き合うためには、相手(ドラム)をより深く理解しないといけない。ここまでの領域には「好きなこと」じゃないと踏み込んでいけないですよ。期間を長くやっていけばそれなりに深いところには到達できますが。
今現在は「やりたい」じゃなく「やらなきゃ」って気持ちが強くなってしまっているため、長く続けていくためにも1度向き合い方を見直す必要がありますね。せっかく新しいシンバルも買ったんだしさ〜。
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