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”センスが無ぇ”ってのはさ…

”センスがある”、”君良いセンスしてるね”、”お前って本当センス無ぇな”

今まで生きてきた中で”センスがどうこう”という言葉を耳にする機会をたくさん経験したことがあると思います。僕ももれなくそう。


この”センスが無い”って言葉



僕が1番嫌いな言葉の1つです。


”センスが無い”って言葉に含まれる”どうしようもできない感”、”先天性の不治の病感”がほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとうに癪に障る。そう思うんです。

確かに今まで”センスが無い”と似たような感情を抱く時は往々にしてありましたが、そんな時は”引き出しがない”、”経験不足”、”発想・閃き力が乏しい”といった語群を代用しています。
”センスが無い”に比べたらだいぶ改善の余地や伸び代があるように捉えられません?


僕自身の今までの経験で、”センスがない”という言葉を使われて圧倒的に1番不快になった場面があります。



「話相手が自分自身を卑下する時」です。



恐らく大前提として、相手に敬意を払って、謙遜の意味合いで”センスがない”という言葉を使用しているんだと思います。

でも僕からしたらそんな言葉を使って接待されたところで嬉しくもないし、むしろ不快な気持ちになるわけで。
”センスが無い”って言葉を自分で言う行為ってのは、ただの努力不足の正当化にしか思えないんですよね。



自分が出来ることを”全て全力でやり尽くしました”って胸張って言える?
”センスが無い”って言葉を盾にして逃げてる間に出来ることあるでしょ。



・・・では一旦、”センス”という言葉を先述した”引き出し”、”経験”、”発想・閃き力”に置き換えて考えてみましょう。

・”経験の積み重ね”と”自分の引き出しの棚数”は正比例する。
・経験値や棚数が豊富になると、経験の掛け合わせのバリエーションが増える。
・最終的に発想、閃き量の向上に繋がる。

ここまでは理解できると思います。

・・・ってことはさ、


”センス”ってのは後天性で、後から磨けるってことじゃない?

そもそも僕自身が過去に、センス=先天性のものとして捉えている面がありました。


でもそうじゃない。
”センスが無い”と言われるなら、それはその原因があるはず。


じゃあその原因は何?

繰り返しになりますが、引き出し、経験、発想・閃き力不足が主たるものでしょう。


じゃあ”センス”って何?


”センス”は自分の手札の中からその場に応じた最適解を選択できる力だと考えています。
”センスが無い”という状態はその力が欠落している状態、もしくはそもそも経験不足等により、答えの準備すら出来ていない状態と言えるのでは無いでしょうか。




今では僕の周りで”センスが無い”という言葉を聞く機会はほぼ0になっていますが、それでもたまに耳にすることがあるので今回まとめてみました。

センスは後天性。まだ磨ける、光れる、輝ける。



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