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寫残録_122 NIKON Dfの出番

NIKONのZfが発表になった今だからこそ、あらためてDfついてひとり言。


ミラーレスの利点もあるが

ヘリテージデザインであるZfcで、ミラーレスカメラの利点=拡大してピントを確実に合わせて撮影をする。
同じように、この10月に発売となるZfに搭載された新機能であるマニュアルレンズでも被写体検出を活かして撮影する。
もちろん、純正のFTZや他社のマウントアダプターを使って楽しめる(マウントアダプターで楽しむことについては、また別の機会にしたい)。

しかし、NIKONのレンズ資産=Fマウントのレンズを活かす、Dfはアダプターを使わずに、往年のNIKKORレンズを使うことができる。
私にとってそのことが“大きな利点”なのだ。


NIKON Dfのボディに
NIKKOR Ai-S 50mm f1.4

FマウントのNIKKORレンズをレフ機で

Dfは、ZfcやZfと比べて、カメラ自体の厚みやデザイン面で、アレコレ評価もある。
デザイン性など含めて、発売当初から私の好きな相棒だ。

レンズで私の長年の相棒であるNIKKOR Ai-S 50mm f1.4や、外見も写りも好きなNippon Kogaku NIKKOR-H auto 50mm f2.0などのオールドレンズで撮影を楽しむにも、Dfの良さが光る。
それは、撮るときの感覚も大事にしたいのだ。

NIKON Dfのボディに
Nippon Kogaku NIKKOR-H auto 50mm f2.0

だからこそDf

Dfであれば、フィルムカメラの撮影と同じ所作で楽しめるのだ。
一つには、アダプターで見た目を崩さないこと。

二つ目に、設定でモノクロにしていても、ファインダーはOVFで見たままとなり、モノクロをイメージして撮影ができること。

三つに目として、シャッター音が心地よく、ミラーが動くことでその振動が手に伝わり、撮っている感覚を楽しめること。
その他にもあるが、そうしたレンズの時代に“近い”撮影感が、Dfには備わっている。

ZFcやZfでは得られないDfの良さがある。

まさに“Dfの出番”である。

トップ画像のレンズ
Carl Zeiss Planar 50mm f1.4ZF

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