アカウント添削するときに一番見てること
どうも、エヌケンです。
「インスタ研究室」というインスタ特化のオンラインサロンをやってます。
今日は、僕がこれまで1,000アカウント以上の添削や運用相談に乗ってきた中で、「これを一番見ている」という添削時に必ずみているポイントについてお話ししたいと思います。
僕が普段から口酸っぱく言っていることです。
1. 一番重要視しているのは
アカウント添削をする際、
この観点を最も重要視しています。
コンテンツのクオリティやエンゲージメントの数字を見ることもありますが、最も重要なのは自己分析の深さ。
自己理解がしっかりできていれば、アカウントの改善が可能です。これは、アカウント運用の成否を分ける大きな要素です。
自己分析を日々行い、深めていくことが、より効果的なSNS運用につながるということをぜひ覚えておいてください。
2. 過去の添削経験とスキル
僕自身、これまでに少なくとも1,000アカウント以上の添削や運用相談に乗ってきました。
これだけの数を見てきたからこそ、アカウント添削の際の着眼点や見る目が養われてきました。
その証拠に、僕が行っている3分コンサル(オフ会のコンテンツ)では、初めて見るアカウントに対しても即興で3分間のアドバイスを行うことができます。
この短時間で的確なアドバイスを提供するためには、
が必要です。
このスキルは単なる瞬発力ではなく、相手の話から要点を抽出し、具体と抽象をうまく使い分ける力です。
たとえば、サロン生の中には話すのが得意でない人もいますが、彼らの言葉の中から本質的な部分を汲み取り、最適な提案を3分という短い時間で伝える必要があります。
相手が理解できるレベルで、具体的に1から10まで教えるのか、あるいはヒントだけ与えるのか。これらを適切に使い分けることが、短時間でのアドバイスにおける鍵です。
3. アカウント添削のポイント
さて、本題に戻りますが、僕がアカウントを添削する際、最も注目するのは自己分析の深さです。
よく「コンテンツの質をチェックしているんですか?」とか「チェックリストみたいなものがありますか?」と聞かれるんですが、ノーノー、そうじゃないんです。
僕が見るのは、その人がどれだけ自分のアカウントを振り返り、分析できているかです。
たとえば、オフ会の3分コンサルでは時間の制約上、細かいことを見れないこともありますが、サロンのチャットで僕にメンションをつけて送られてくるアカウントについては、かなりしっかりと時間をかけて添削します。
その際に
と思うことがよくあります。
そのため、僕がアカウント添削をする際には、その人がどれだけ自分自身を振り返り、自己理解を深めているかを確認します。
自己分析が浅いと、アカウントの改善も限界があるんです。
伸びる人と伸び悩む人の違いは、
伸び悩む人のほとんどが自己分析/自己理解が圧倒的に足りていません。
4. 競合アカウントとの違い
特に競合アカウントの扱い方で自己理解の差が顕著に現れます。
たとえば、伸び悩む人は「このアカウントが競合です」とただ競合を挙げるだけのことが多いです。
自分のアカウントがフォロワー1,000人であれば、同じようにフォロワー1,000人のアカウントを競合と見なします。
しかし、ここで僕が思うのは、本当にそれが競合なのかということです。
競合アカウントというのは、発信するターゲットや目的がほぼ同じであり、ユーザーを奪い合う関係にあるものです。
たとえば、僕が以前働いていたアパレルでは、客単価3,000円前後のブランドが多かったのですが、その中でもグローバルワークやハニーズ、サマンサモスモスのようなブランドは競合関係にありました。
これらは同じ価格帯で似たような服を扱っていたため、同じお客さんをターゲットにしていました。
これをインスタグラムに当てはめると、競合アカウントが増えたからフォロワーが伸びないという理屈は通用しません。
競合が多いから後発組が伸びないというのは、完全なロジックエラーです。
実際、後から参入して成功している人はたくさんいます。伸び悩んでいる理由は、単に自分のコンテンツの質が低いからというだけのことです。
5. 質問力と自己理解
もう一つ重要なのは質問力です。
良い質問ができる人は、それだけで良いアドバイスを引き出すことができます。
例えば、「自分のアカウントのクオリティが低い」と感じている場合、その理由を明確に説明できるかどうかが鍵です。
「他の人と比較して低いと感じるのか」「自分の感覚でそう思うのか」など、具体的な説明がなければ、アドバイスも曖昧になります。
実際に質問が深まれば深まるほど、解決策はシンプルになってきます。
たとえば、「どうやったらお金を稼げますか?」という質問に対しても、突き詰めると「これとこれをやるだけ」というシンプルな回答になります。
しかし、その「やるだけ」に辿り着くまでには、自分の問題点をしっかり理解し、質問を深掘りしていく力が必要です。
6. 自己分析の習慣化
自己分析は訓練で身につけることができるスキルです。
僕自身も常に自分の行動や思考に対して「なぜ?」を問いかける習慣を持っています。
これがあるからこそ、他人の意見やフィードバックを受けたときにも、その部分が的確なのかどうかを判断できるようになります。
そして、自己分析を深めることで、質問力も向上し、より良いフィードバックが得られるようになります。
自分の文章や発信内容を振り返り、完璧かどうかを判断することが重要です。
質問が突き詰められると、質問そのものがなくなることもありますが、それでも自分を見つめ直す習慣は続けるべきです。
まとめ
最終的に、アカウント添削で僕が最も重視するのは、その人がどれだけ自分を理解しているかです。
単なるチェックリストやクオリティではなく、自分の発信内容やポジションを振り返り、深く理解できているかどうかが成長の鍵です。
競合を正しく見極め、質の高い質問を投げかけ、自己分析を日々行うことで、インスタ運用の成功に繋がると確信しています。
ぜひ、今日から毎日自己分析をして、アカウント運用に役立ててください。これが、アカウント添削の質を向上させ、フォロワーを増やす鍵です。
終わりに
サロンでは、本記事のようなサロン生からの質問に音声で直接回答したり、図解や具体例を交えてわかりやすく、インスタのノウハウを惜しみなく配信しています。
フォロワーを増やす方法やマネタイズの極意を知りたい方、インスタで人生を変えたい方は入会お待ちしております。