【エッセイ漫画】彼氏くんとの空気感#1「俺の極太パスタ」

私の同棲パートナーである彼氏くんは、クールというか恥ずかしがり屋なところがあって、あまり感情を表に出してくれません。それで、ときどき何を考えているのかわからん！　となります。

よく長年連れ添った夫婦が、「アレとってアレ」「あ、ハイ、これね」みたいにニュアンスで会話できるようになることを「ツーカーの仲」などと言いますが、例えるのならば、これが我が家ではクイズ番組のようにして毎日開催されているのです。

彼「問題。今、このパスタを食べて何て思ったでしょう？
　　『Ａ、美味しい！』
　　『Ｂ、イマイチだな』
　　『Ｃ、可もなく不可もなく』」
僕「うーん、Ｂ･･････いや、Ｃ？」
彼「･･････」

ビックリすることに、このクイズには正解発表がないのです。そんなワケで上の１ページ漫画のような、何かをキッカケにして悟る能力が自然と養われるのですが、でもまあやっぱり、正解発表は欲しいものです。

少なくとも、こちらからは感謝や嬉しい気持ちを積極的に相手へ伝えるようにしています。ありがとうとかね。本当の「ツーカーの仲」はそういうことの積み重ねの先にあるのではないかと思う今日この頃です。