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ロングテール

noteのダッシュボードを見ると見事に実現している。いや、全然嬉しくないけれど(出来れば自分の書いた全てのnoteが沢山の人に読まれたい)あまりに綺麗にグラフが描けてしまう。

気付けば公開5か月が過ぎ、500近くのnoteを投稿している。残念ながらテールではなく、ヘッドの方もバズが起きたわけでもなく、淡々とビューを頂いている感じなので、全体的になだらかな右下がり曲線を描きます。

ちなみにツイッターの投稿ではスゴイ高いインプレッションが生じ、それ以外は全て同じ様な分類で分けることが出来ます。万単位/数千程度/数百程度が主となります。初期の頃はともかく(期間ごとに区切れば単位は小さくなります)特にこの数か月はこの傾向が高いですね。

これは単純に媒体の性質かもしれません。

ツイッターはタイムラインで相手に「自動的に流れる」部分が下支えになる為、フォロワーが居る分「テール」というほど下がらず、似たような数値を示すのだろうと。

それに比べ、noteは観よう/読もうとしないとアクションを取らないといけない媒体。なので、観られない存在もどうしても出てくる。そこで「ロングテール現象」がしっかり生じてくるんでしょうね。

ロングテールのポジションチェンジを狙うなら

このロングテールから拾い出そう、抜け出そうとするならやはり何らかの工夫が必要。売れている人が指南する方法の1つで作家やクリエイターが自ら売る、宣伝する必要性を説くのはここなんですよね。

これはスポーツチームやアスリートにも言えることでしょう。

トップクラス(ヘッド)に位置する人や組織は従来通りの売り方、仕組みでも充分利益が上げられ、商売をしていけるのかもしれません(もちろん、ここのクラスでも不断の努力、取り組みが展開されていたりしますが)

しかし、中位もそうですが、完全にテールに位置している人や組織は埋没しています。これは動かしようがない事実です。全体が上がって、単位が切り上がっても、テールはテールのままです。もちろん、全体が下がると、テールの数値は本当に底値になる恐れもあります。

みながヘッドを狙えば、全体が押し上がりますが、結局ポジションは変わらないままだったりもします。そうなると、他とは違うレベルでのポジションチェンジの工夫や取り組みが必要です。

日本のトップクラスの産業などは飽和してきて、この工夫も追い付かないくらいなのでしょう。それでイノベーションが叫ばれます。そして、そのイノベーションも普通になっていくと、より新しい工夫や取り組みの概念が必要に・・・となっていくのでしょう。


ランキング形式もロングテールで考えると

深津さんが懸念していた「固定化」も見えるようになります。ただでさえ、一瞬で万単位のビューを集める人、スキが投下される人が居る中で、それでも圧倒的多数のnoteはそこまで多くの陽の目を浴びず、ロングテールを構成しています。

noteはそのテールにスポットが当たるよう工夫を加えている媒体だから、多くのやり甲斐を感じてnoteを書いている人も多く居ると思います。

ランキングはその文化を壊しかねない、と。確かにそう。

これはこのnoteそのものの話ではないけれど、データは事実を示すもので、問題はそのデータを見て、どう考え、どう活用し、行動に移して行くかでしょう。

今回のロングテールを見て、考えたこと、思ったこと、そしてこれからどうするか。色々考えた過程で今回のnoteが生まれました。

さて、このnoteはロングテールのどこに位置するか?

書いた本人としてはヘッドに来て欲しい。それも毎回。でも、過去のnoteも全部ヘッドに来て欲しい。ジレンマしかありません。とにかく、全てのnoteが沢山の人に届きますように。目に入りますように。参考になりますように。


書くことについて、ざっくり見てみませんか?


書くこと、発信することを分析してみませんか?これは同じようにスポーツ、ランニング日誌などにも共通すると思います


ロングテールについてのnote

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