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キッズラン、練習と外遊び

子供の反応は早く、また非常に柔軟です。無理に教えようとせずに要点だけを伝えて、あとは遊びココロに任せておくと割と早く修得したりするのが末恐ろしいですね。

もちろん修得や獲得にも個性が出るので、全員が同じような仕組みで修得する訳ではありません。そこはしっかりとその子の特性を見極め、アプローチを変えてあげる必要があります。

ランニングにおいても強い意欲を示す子に対してはそういった場や環境を用意してあげれば良いだけですが、そうでない子にとって「走る」という行為を前面に持ってくると尻込みしちゃうこともありますよね。

でも遊びの一環で行ってみれば「走り回る」ことも普通の光景です。走ることそのものにはそんなに忌避感はないんですよね。「走ることそのものが目的」となった瞬間に苦手意識が出たり、つまらないと感じるのかもしれません。大人だってそうですよね。

だからラダーやミニハードルもランニングパフォーマンスの向上に役立つことを伝える方法と、ただそこに置いといて「遊べるようにしておく」ことで自然と興味を持ってやりたがる状況を作り出せる場合もあります。大人もダイエットや体力増強、タイム上昇の楽しさやラン後の一杯など、何か別の喜びも含めて楽しさを見出しますよね。

走ることは全てのスポーツのベースになりますが、実際は遊ぶ際にも走ることはかなり多く含まれているのが子供の遊びの特徴だと思います。半分以上は「外遊び=走ること」の要素が大きく含まれていると言っても過言ではないでしょう。

家でゲームをするのが好きな子でも、ちょっと外遊びをしたい、できる環境があるならば遊びたいと考える子も多くいると思います。スポーツの一歩手前、外遊びが出来る環境を作りたいんですよね。これおも大人も同じですよね。むしろ大人こそ走り回る環境や雰囲気がないとなかなか走り出すことは出来ないかもしれません。子供も大人も環境が大切です。

そういった部分がスポーツへの普及にも繋がるし、興味を持ってくれる子供や大人への第一歩ではないでしょうか?子供が(大人も)遊べるようになる環境を創り出す為にスポーツ側が働きかけるのは理にかなっていると思います。

ただそれが競技志向や自分たちのテリトリーの為に行われているのならば、あまり普及しないかもしれません。第一にはまず子供が(大人が)思い切り身体を使って遊べる環境を創ること。

その体験を通していろんな知見や感覚を得、自分の身体を知る、把握するきっかけにできるチャンスを用意してあげることが大人の役割ではないでしょうか。

だからこそスポーツ側も「スポーツに留まらず」多くの地域の関係者や保護者などにもアプローチして、子どもたちの環境作りに協力していける形を取ることが良いと思います。大人が自分たちも一緒に楽しめるように作っていけばもっと良いと思います。

そこにものづくり体験や農業体験、職業体験など、子どもたちの様々な教育活動や体験と同様の意味や価値があるのではないかと思います。

考えれば考えるほど段々、難しくなっていきましたが、そんなことを考えつつ、何よりも子供たちと触れ、楽しくランや遊びを、ラダーやトレーニングを行ったりしています!

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