コンプレックス

絵の話を書いていて思った
コンプレックスの話

健全なのか
不健全かは

よく解らない

でも、厳然と
コンプレックスが
自分の内に存在する

もうそれは消せないから
どうにも消えないから

それを力に換えよう
不足を埋めるために
他への努力に振り向けよう

そう考えている

絵が上手くない
オリンピックなどに
行けなかった
強豪校の監督ではない
有名人でもないし
権力やお金持ちでもない
めちゃくちゃスゴイ
学歴の持ち主でもない
文豪の文才も
バズる才能も

悩もうと思えば
幾らでも出てくる

ちょっと得意だと
思うことは幾つかあって
でも、飛び抜けて
それだけでトップに
成れるほどのものではない

そうやって
コンプレックスを
挙げるなら幾らでも
挙げることが出来る

羨ましいと思うこと
ちょっとした憧れも
コンプレックスに
何時でも換えることは
出来るだろうから

だから

そこまでこの感情が
悪者だとは思わない

自分を押しつぶしたり
不健全な感情の動きで
苦しんだりしなければ

そういった感情に
向き合いつつ
だから今
自分が何を為せるか
どう行くかを
考える礎にすれば
良いのだろうと思う