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目標の「オン」「オフ」

現在の状況を「是」とするか「否」と考えるかが決まってくる。目標が高ければ「否」になるし、その高いか低いかも他人と比べるか、自己の内で沸き起こる何かで決定してくるかも本人次第。

実際、本人だってなんでこの設定にしたいかを詳細に説明することも容易ではなく、後付けのものとなるでしょう。なんとなく、直感で。

最近は「目標管理」なるものまであって、大きな目標を設定(夢)したら、その道筋を詳細に表していく方法がある。だけどこれは目標と言うより「ノルマ」になりやすい。

自分に課すノルマ。

★★★

目標が高ければ高いほど良いわけではないのはこのあたり。中長期的計画も良いけど、ノルマが強すぎると、道筋をあまりにはっきりさせ過ぎると、ベルトコンベアに乗せられているような、自力でどうにかするというより「見えない力」で運ばれていくような。

そんな感覚が生じてくる。

それだと「主体性」は生れてこないし、そのコンベアから外れるのは怖くなるし、遅れるのも嫌になっちゃいますよね。

★★★

小説の一節にそういった話があったんですよね。

「自分の人生を工業製品のように扱われているのではなく、自分がコンベアに乗るからそうなる。工業製品のように扱っているのは自分自身。」意訳

★★★

noteを巡回しているとこういったところで悩んでいるんだろうなと思われる人も多数居られます。自分もそうですが目標や達成思考が強くて、それに向かって取り組む部分が強みにもなるけど、不達成が続くと苦しいと感じる。

感じ続ける。

それはしんどいですよ。目標があるのは良いし、設定するのも悪い方法ではありません。ただそこに自分を強烈に縛り付けられる人はちょっと「オフモード」にしてみませんか?

やりたいからやる。目標とは一切関係ないことをやる。一旦忘れてみる。

★★★

何時でもそういったことが出来る訳ではありません。受験の時、大事なプレゼンの直前はそこに、目標に向かってがむしゃらに行くのも大事でしょう。目標が唯一の指標とばかりに一直線に突き進む。

ただ、余裕がある時はちょっと息を吐いて考えてみませんか?

「目標」の素晴らしさと、デメリットになる部分を。目標はあくまで「直感」で、根拠があることは少ないでしょう。でも自分の「行き方」は自分しか決定できません。

あなたにとっての良い「行き方」を。

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