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楽しさ2割・大変さ8割のNZワーホリ

 先週チェリーの仕事がようやく終わった。1か月ちょっとだったけど本当に濃かった。解雇されるもパックハウス(チェリーを詰める工場)で最後までやり切った。そして今は次の仕事を見つけて、いよいよ明日から仕事が始まるという感じ。
 今振り返ると、なんだかんだ農場での共同生活が懐かしくなっている。12人1部屋で寝たこと、夜空を見上げると満点の星があったこと、違う国の人と英語で話すことの大変さ。
 大変ななかでも、やり切ってやろうと覚悟をもって臨んだ仕事になった。一番はお金を貯めたいからっていうのがある。そして頑張れたのは仲良くなった人たちがいたからだった。仕事を共にして、帰る場所も一緒。自分の家が最初は嫌だったのがだんだんと居心地がいい空間になっていった。チェリーの仕事が終わるともうすぐにみんな散り散りバラバラになる。そんなグダグダしない関係だからこそ後味もよかったのかもしれない。たったの1か月だったけど、仕事内容も含めて本当に長く感じた。だけど、覚悟と気楽さのバランスを保ちつつ、乗り切ることができた。異国の地に一人で乗り込んだ初めての仕事。そしてやり切った。NZである程度は生活して生きていけるんじゃないか。そんな自信につながった気がする。
 正直、楽しさ2割、大変さ8割のワーホリ生活。異国の地で一から生活や人間関係を築くことは予期しないことの連続で、ストレスもかかる。もうめんどいし、帰国しようかなと思ったこともあった。でも、お金を貯めてこれから先やりたいことがある。まだまだたくさんの経験をして、学んで、思い出ができる余地があると思う。
 大変な中でもたまにやってくる楽しさ。日本では絶対に味わえないNZの自然の壮大さ(今回の写真はRoys Peakというところの写真)。出会った人の優しさや新しい人と会話することの楽しさ。毎日が最高に楽しいわけじゃない。仕事をして淡々と日々が過ぎていく。そんな日々でキラッと光る瞬間がある。今の状況はそんな感じ。これからも俺はやっていけると信じてNZの生活を過ごしていきたい。

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