中田健太郎|All Books Considered

福岡県糸島市で2022年3月オープンの本屋「All Books Considered」の裏話。ABCで覚えてください。 中の人:中田健太郎(九州大学共創学部2年) Instagram:@a.books.c

中田健太郎|All Books Considered

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    【サイン入り】ここで唐揚げ弁当を食べないでください

    ああ、くそ、読み進めていくたびに、下手くそな生き方を自分に重ねてしまう。 嘘かまことか、日本の東京の青山の、すみっこでとどまらず進む爽やかだが鬱屈とした生活と、そこに行き着くまでの衝動に、苦しくなる。 私家版で脅威の1万部を売り上げた「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」がついに商業出版にのります。9/29までのご予約でサイン入りをお届けします。 小原さんの門出を祝い、ぜひよろしくお願いします。
    1,760円
    All Books Considered
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    ひとり

    今となってもはや新刊の出ることなんてない、リスニングガイドというジャンル。 いったい誰が読むんだろう——そう思っていた。小柳帝さんが店に来てくれるまでは。 新刊情報でちょっと見かけていて気になっていたけど、入荷するのはまだ躊躇ってた。GAZETTEというユニットには小柳帝さんという方がいて、福岡県のご出身。以前は某書店でトークイベントを開いていたことも。するとABCの常連さんが小柳さんとお知り合いで、小柳さんの近刊の挨拶回りにウチを紹介してくださったのだ。 実際に手に取ると、波打った表紙に、「ひとり ALTOGETHER ALONE」という文字。意外と軽くて、レコードプレイヤーの隣でLPに混じって横たわっているのが想起された。今どきはスタンダードだが、レコードたちはジャンルではなく「気分」でジャンル分けされ、そしてもはや手に入るものの方が少ないのではないかという、本当に珍しいものばかり。正直ほとんどわからない。 ディスクガイドというのは、有識者が大衆に向けて”案内”をするというものである。 しかしここまで個人的なムードについて書かれているのを読むと、もはや教示の形をとった独白劇である。レコードのキャプションを書いてる人がどんな人なのか、普段は気になることなんてないでしょ? --- クラブで踊るためでもなければ、ライヴハウスで騒ぐためでもない、ひとりの雰囲気を持つ音楽。かといってひとりよがりの、半径数メートル閉塞感もりもりのマニアックな選盤というわけではない。音盤収集学とレコード詩学を絶妙にブレンドしてカフェ・ミュージックを擬態し、よく知られた盤もあまり知られていない盤も何食わぬ様子で並み居る約500枚。みんなにとっては重要かもしれない再生回数だの影響力(インプレッション)だのといったあらゆる序列は、たった「ひとり」の前で完全に無効化する。 (本書解説文より) ひとりで聴きたいレコード、ひとりで奏でられた音楽、聴けばひとりを感じる調べ。 1999年の終わり、過ぎ去りつつあった大衆(みんな)で音楽を聴く時代を惜しみつつ、ひとりの時間をいかに大切に過ごすかを考え始めた人たちによるディスクガイド。「何を」ではなく「どのように」聴くのかを問い、21世紀の始まりを予見した一冊がついに新装復刊。
    1,980円
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    路上のセンス・オブ・ワンダーと遙かなるそこらへんの旅

    散歩の新たな必携書が登場。 遙かなるそこらへんの旅、っていうのがいいですよね。意外と前原商店街も知らないところ多いかも。じゃあ、ちょっと行ってきます。 --- 〈 ありふれた街なんて、どこにもなかった!〉 [鉄塔][ガスタンク][標識][植物][トマソン] [看板][暗渠][電線][配管][給水塔][遊具][階段] 散歩の先人たちのまなざしを行き来しながら歩くとき、見慣れた街は不思議の宇宙に変貌する。 ──SNS 時代に贈る新しい街歩きのバイブルが登場! --------- 〈 大自然に驚くように、ふつうの道で驚いたっていいはずだ。〉 子どものとき、学校への通学路は宇宙だった。 そこかしこに気になる何かがあり、発見があり、不思議があった。 そこに人工物と自然の区別はなく、すべてが宇宙だった──。 何の変哲もない場所に住んでいると感じていた旅エッセイストは鉄塔、ガスタンク、暗渠、電線、配管、看板など、散歩マニアが注目するテーマに興味を抱いて、街に出た。 やがて、そこらじゅうに不思議に満ちたスポットを発見して……。  * * * 〈 大自然の驚異ではなく、平凡な街の驚異に触れる旅エッセイ 〉 旅エッセイストが見つけた「そこらへんの街」を味わう感性《センス・オブ・ワンダー(Sense of Wander)》とは?! --------- 【目次】 はじめに……路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅 1.目白から哲学堂公園  ■緊急対策会議と、無言板  ■十字架型の池と、不毛な東京という記憶  ■空想の箱庭と、世紀末マンション 2.二子玉川から等々力渓谷  ■街の中の公園、山の中のコンビニ  ■石像の寺と地底の川  ■坂の鑑賞と、今とは反対の古墳 3.赤塚から高島平  ■暗渠の魅力はたとえ暗渠でなくたって魅力  ■三番目大仏巡礼  ■ガスタンクと空中団地 4.大鳥居から平和島  ■交通公園と富士塚は似ている  ■鉄塔と大鳥居  ■謎の岩山と道路の切り身 5.浅草から北千住  ■過去は思っていた風景と全然違うんじゃないか疑惑  ■電線動脈瘤  ■「ゆかりの地」より、誰も注目していない奇妙なもの 6.黒川から鶴川  ■秘密の鉄塔林  ■何の変哲もない住宅街を楽しむには 7.麻布十番から築地本願寺  ■無人の住宅街と、東京タワーのかっこいい根元  ■日本庭園と海の生きもの 8.王子から赤羽  ■鉄塔の脚元の庭  ■赤羽の迷宮路地と白いピカピカした街並み 9.阿佐ヶ谷界隈  ■昔住んでいた家と植物のふりした妖怪  ■無言板と、見えているけど見えていない世界 10.神楽坂から曙橋[追録編]  ■現場で適当につくられた自由課題みたいな遊具  ■レプリカ遺跡と金星人  ■高低差にはじまり高低差に終わる あとがき 散歩ブックガイド
    2,200円
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    【サイン入り】ここで唐揚げ弁当を食べないでください

    ああ、くそ、読み進めていくたびに、下手くそな生き方を自分に重ねてしまう。 嘘かまことか、日本の東京の青山の、すみっこでとどまらず進む爽やかだが鬱屈とした生活と、そこに行き着くまでの衝動に、苦しくなる。 私家版で脅威の1万部を売り上げた「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」がついに商業出版にのります。9/29までのご予約でサイン入りをお届けします。 小原さんの門出を祝い、ぜひよろしくお願いします。
    1,760円
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    今となってもはや新刊の出ることなんてない、リスニングガイドというジャンル。 いったい誰が読むんだろう——そう思っていた。小柳帝さんが店に来てくれるまでは。 新刊情報でちょっと見かけていて気になっていたけど、入荷するのはまだ躊躇ってた。GAZETTEというユニットには小柳帝さんという方がいて、福岡県のご出身。以前は某書店でトークイベントを開いていたことも。するとABCの常連さんが小柳さんとお知り合いで、小柳さんの近刊の挨拶回りにウチを紹介してくださったのだ。 実際に手に取ると、波打った表紙に、「ひとり ALTOGETHER ALONE」という文字。意外と軽くて、レコードプレイヤーの隣でLPに混じって横たわっているのが想起された。今どきはスタンダードだが、レコードたちはジャンルではなく「気分」でジャンル分けされ、そしてもはや手に入るものの方が少ないのではないかという、本当に珍しいものばかり。正直ほとんどわからない。 ディスクガイドというのは、有識者が大衆に向けて”案内”をするというものである。 しかしここまで個人的なムードについて書かれているのを読むと、もはや教示の形をとった独白劇である。レコードのキャプションを書いてる人がどんな人なのか、普段は気になることなんてないでしょ? --- クラブで踊るためでもなければ、ライヴハウスで騒ぐためでもない、ひとりの雰囲気を持つ音楽。かといってひとりよがりの、半径数メートル閉塞感もりもりのマニアックな選盤というわけではない。音盤収集学とレコード詩学を絶妙にブレンドしてカフェ・ミュージックを擬態し、よく知られた盤もあまり知られていない盤も何食わぬ様子で並み居る約500枚。みんなにとっては重要かもしれない再生回数だの影響力(インプレッション)だのといったあらゆる序列は、たった「ひとり」の前で完全に無効化する。 (本書解説文より) ひとりで聴きたいレコード、ひとりで奏でられた音楽、聴けばひとりを感じる調べ。 1999年の終わり、過ぎ去りつつあった大衆(みんな)で音楽を聴く時代を惜しみつつ、ひとりの時間をいかに大切に過ごすかを考え始めた人たちによるディスクガイド。「何を」ではなく「どのように」聴くのかを問い、21世紀の始まりを予見した一冊がついに新装復刊。
    1,980円
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    路上のセンス・オブ・ワンダーと遙かなるそこらへんの旅

    散歩の新たな必携書が登場。 遙かなるそこらへんの旅、っていうのがいいですよね。意外と前原商店街も知らないところ多いかも。じゃあ、ちょっと行ってきます。 --- 〈 ありふれた街なんて、どこにもなかった!〉 [鉄塔][ガスタンク][標識][植物][トマソン] [看板][暗渠][電線][配管][給水塔][遊具][階段] 散歩の先人たちのまなざしを行き来しながら歩くとき、見慣れた街は不思議の宇宙に変貌する。 ──SNS 時代に贈る新しい街歩きのバイブルが登場! --------- 〈 大自然に驚くように、ふつうの道で驚いたっていいはずだ。〉 子どものとき、学校への通学路は宇宙だった。 そこかしこに気になる何かがあり、発見があり、不思議があった。 そこに人工物と自然の区別はなく、すべてが宇宙だった──。 何の変哲もない場所に住んでいると感じていた旅エッセイストは鉄塔、ガスタンク、暗渠、電線、配管、看板など、散歩マニアが注目するテーマに興味を抱いて、街に出た。 やがて、そこらじゅうに不思議に満ちたスポットを発見して……。  * * * 〈 大自然の驚異ではなく、平凡な街の驚異に触れる旅エッセイ 〉 旅エッセイストが見つけた「そこらへんの街」を味わう感性《センス・オブ・ワンダー(Sense of Wander)》とは?! --------- 【目次】 はじめに……路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅 1.目白から哲学堂公園  ■緊急対策会議と、無言板  ■十字架型の池と、不毛な東京という記憶  ■空想の箱庭と、世紀末マンション 2.二子玉川から等々力渓谷  ■街の中の公園、山の中のコンビニ  ■石像の寺と地底の川  ■坂の鑑賞と、今とは反対の古墳 3.赤塚から高島平  ■暗渠の魅力はたとえ暗渠でなくたって魅力  ■三番目大仏巡礼  ■ガスタンクと空中団地 4.大鳥居から平和島  ■交通公園と富士塚は似ている  ■鉄塔と大鳥居  ■謎の岩山と道路の切り身 5.浅草から北千住  ■過去は思っていた風景と全然違うんじゃないか疑惑  ■電線動脈瘤  ■「ゆかりの地」より、誰も注目していない奇妙なもの 6.黒川から鶴川  ■秘密の鉄塔林  ■何の変哲もない住宅街を楽しむには 7.麻布十番から築地本願寺  ■無人の住宅街と、東京タワーのかっこいい根元  ■日本庭園と海の生きもの 8.王子から赤羽  ■鉄塔の脚元の庭  ■赤羽の迷宮路地と白いピカピカした街並み 9.阿佐ヶ谷界隈  ■昔住んでいた家と植物のふりした妖怪  ■無言板と、見えているけど見えていない世界 10.神楽坂から曙橋[追録編]  ■現場で適当につくられた自由課題みたいな遊具  ■レプリカ遺跡と金星人  ■高低差にはじまり高低差に終わる あとがき 散歩ブックガイド
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第2章 本屋の売り物

「本」という言葉は書籍だけでなく、根元、真実、という意味もある。それは、一つ真っ直ぐに突き進んでいるさまをその奥底に持っている。だから、”本”屋というのは「真実で、根源で、率直なもの」を売っているのである。僕はこれを確かだと思っている。 なんで今独立系書店が増えているんですかね、と聞かれれば僕は今のように返すだろう。別に社会的トレンドがあるとは思わない。それは表面的な現象であって、”本”への渇望が血のように流れているにすぎない。その末端に、今増えつつある本屋があるだけだ。紙

    • 2月のお知らせ。

      お久しぶりです。 noteはしばらく更新していなかったので、じゃあ一体何をやってたのかというとやっぱり本を選んだりZINEを作ってイベントやったりしてました。 その間に色々ありまして、お知らせしないこともそういえばいっぱいあるな〜ということで。(どっちかっていうと後半の方が大事なお知らせ!) メディア関連 福岡ふかぼりメディア「ささっとー」 「4畳半に詰め込んだ自己主張 九大生が前原商店街で営む書店」 以前他メディアさんで取り上げていただいた時よりも反応が多いです。Ya

      • 糸島のドン・大堂良太の「働く」/ABCの土壌を作った男。

        お久しぶりです。糸島に移って2年目の中田です。 紹介したい記事があるのでぜひ見てってください。 いつもお世話になってる大堂さんを僕の大学の友達がインタビューしている記事です。 それより下は僕と大堂さんについてのお話です。そちらも興味あれば見ていただければと思います。 糸島で遊び始めた頃、”大堂良太”という名前がどこに行っても聞こえてきた。 まずは大堂さんとの出会いから。 1年生の夏。来週の生活さえ決まっていない僕は夏休みの計画など立てているわけがなかった。ボケーっとス

        • 映画レビュー:「カセットテープ・ダイアリーズ」

          赤いシャツにデニムジャケット。ラムネのように爽やかなスタジャン。オフホワイトのフリルシャツに花柄のスカーフ。イカしたファッションしてんじゃん。80年代好きにはたまらないヴィジュアルだね。いやいや、画面の中の彼らにとっては大真面目ど直球のファッションなんだから。懐古厨の餌にしちゃいけねぇ。今回の主役ジャヴェドにも思春期ど直球の大きな悩みがあるんだ。友人、恋愛、自分に理解のない父親、そして人種。87年はまだ(今もかもしれないが)人種と階級闘争の激しいイギリス。こんな田舎町さっさと

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        • 店番のお供、本の記録
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          ブックレビュー:「ぼくにはこれしかなかった」

          【「ローカルブックストアである 福岡ブックスキューブリック」と同時に、本屋をやるにあたって読んだ先人の書です。店頭にはまだ置いてありません。】 「ぼくにはこれしかなかった。」早坂大輔・木楽舎 人には誰しも欺瞞というものが存在する。嘘を吐き、時に自分を騙す。そうやって人間をあらぬ方向に流していく世間の濁流の先にはどんな結末が待ち受けているだろうか。ポツポツと御託を並べ自身の苦しみを一向に受け付けず、挙句の果てには自己肯定感が低いと言って逆説的にそのプライドの高さを認めもしな

          ブックレビュー:「ぼくにはこれしかなかった」

          オープン初日。

          3月5日。僕の誕生日にオープンしたいとメンバーに告げたのは1月ごろだった。オープン直前11時近くなって、「正直この日に間に合うとは思ってなかった」と口々に言われたし、僕もそう思う。色々錯覚していたような気分。言い出しっぺは自分1人だったのに、いつの間にか仲間が3人もできて、友達や家族、地域の方々がたくさん応援してくれた。本当にありがとうございます。お花も、僕個人への誕生日プレゼントもたくさんいただいた。こういう感じで19を迎えることになるとは思わなかった。いい意味でね。 初

          幼馴染が応援note書いてくれた!

          小学校からの付き合いになるひだかさんがABCオープンに寄せて応援note書いてくれました。今でも深夜ZOOMで泣きながら語り合うほどの仲ですが、出会いはたまたま。その後も偶然とは思えないほど縁のある人です。 ありがとう!

          幼馴染が応援note書いてくれた!

          第4章 仲間紹介②:たかぴー

          お久しぶりです。前回はお仲間一人目ふーきさんをご紹介しました。実は小説好きだったとは僕も初めて知りました。書くと普段口にしないことも出しちゃったりして、文章って不思議ですね。 さて、今回は二人目の仲間、たかぴーに自己紹介を書いてもらいました。昨年の今頃、大学入学当時から仲良くしてる古着狂の友達です。もちろん担当はリメイク服。あとABCのパンク面。当店の裏メッセージは「パンク精神の知的裏付けとしての書店」ですので(適当)頼りにしてます。 それではどうぞ! こんばんは。寒い

          第4章 仲間紹介②:たかぴー

          第3章 仲間紹介①:ふーき

          今回は、ABCのもう一つの柱となる古着・リメイク服を担当する3人の仲間たち紹介①、ふーきさんです。同じ大学学部の先輩です。僕は正直服のことは疎いですが、メンバー3人それぞれすごく気持ちいい筋の通り方をしたファッションをしているなぁと思います。ふーきさんは本屋の話を持ちかけたのが初対面だったのに、すごく面白がってくださってつくづく人に恵まれているなと感じます。 紹介にあたって、本人から自身の読書経験について寄稿いただいています。どうぞ。 本屋に服を置くらしい、しかもその本屋は

          第3章 仲間紹介①:ふーき

          第1章 小声で選手宣誓

          本屋開業前夜にして、カンダさん(本と羊)の本音がずんと突き刺さる。これを書いている2022年1月27日現在、コロナは第6波を迎えている。オミクロン株がとんでもない感染力を衒っていて、例に漏れず、本屋さんでさえも経営が苦しくなっているようだ。僕以前にも、福岡ではちらほら本屋さんができているらしいけど、少なくとも「本と羊」さんはだいぶくらっているらしい。実は今日初めて「本と羊」さんにお邪魔してご挨拶させていただいたのだが、店主のカンダさんにはとても興味を持っていただけたみたいで、

          第1章 小声で選手宣誓