1975 Only Love Remains
今のメガバンクの就活では、小学生の頃から面接のネタになるそうです。
私は小2の6月で小学校3校目。実は1回目の転校の時は、小倉から練馬に引越しを伴ったのですが、引越しをする時まで引越しすることを知りませんでした。そのことを両親に問うたら、やっぱり言わなかったとのこと。
この引越しは衝撃的でした。そもそも、ジャンケンのやり方、物価(アイスが1本10円から30円に)、ミゼットが走っていない、方言。そして、練馬からすぐに浦和に引越しをすることに。そこでもっと衝撃が走ります。教科書の出版社が変わる、そして何よりも野球からサッカー文化。
習ってない漢字、サッカーなんてやったことない、全く小学校のクラスに馴染めませんでした。
でも、学校に行きたくないと母親にグズグズ言うことができませんでした。弟が3人いたから。なので、どうやって小学校で居場所を見つけてやって行くか、無意識にそういう努力をしていました。そして私は、やったことのないサッカーやドッジボールができるようになるよりも、プールで泳げるようになろうとか、教科書の漢字を全部覚えちゃおうとか、そういう方向に進みました。
だって、誰も自分をサッカーのチームに入れようなんて思ってくれない。そもそもルールも知らないし、ボールを蹴ったこともないし。だから、2チームを作る時にいつも最後まで残るんです。それに甘んじてみんなの輪の中に入って嫌々仲良くやるよりも、自分の居場所を確立して、文句を言われないようにしようと。
今の自分の原点はここにあるんだな。
長男にも次男にも転校でそういった思いをさせなくてよかったと思います。それでも2人ともそれなりに小学校で苦労して、自分のあり方を考え、今の自分を形成して、そして今でも努力や苦労をしていますが。
I'll want you back again and again
'Til the word has lost its meaning
And love is all that stays
Only love remains
the word= 運命、魂、真実、想いなんだろうと思います。
そういったものに意味がなくなってもOnly Love Remains。
拓郎さんも「たえなる時に」で、愛でないものはあるはずがないって歌っていますね。運命じゃないんです。愛の中で自分でその道を選択して行くんですね。
ああ、よろこびはそっと、ああ、悲しみはぐっと。
しかし、去年出たシングルボックスでこの曲がリミックスされていてびっくりしましたよ。
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