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1秒後に行動を起こすこと

こちらの記事は、社内向け配信を修正、転載しています。

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【2019.10.14】

私が古徳と出会ってまもないころ、「即行動」ととにかく行動の早さについて指摘を受けてきました。とにかく何かを「やってみる」って言ったら、その1秒後にはファーストステップを踏むことを要求され、最初は衝撃を受けながら、スピード感に追いつこうとしていたのを覚えています。
いわゆる自分の信じてきた「早くやる」というスピードより、数千倍早いことを言ってるのだと思いました。(笑)
今でも即行動するクセというのをつけてもらったことに大きな感謝をしているのですが、最近その大切さを再認識したので今日の配信は行動スピードについてにしました。

最近、行動スピードの大切さを実感する出来事がありました。
即行動すると何が起きるのか。考えてみたことはありますか?
即行動する人としない人は、長期的に見た時に大きな差が開きます。もしかすると、今自分でほとんど差がないか、もしかすると自分より下に見ている人がいるかも知れませんが、その人のほうが行動スピードが早ければ、1年後にはかなりの差となってリードされているかもしれません。
物事の改善指摘やアドバイスをされた時、何かを学んでインプットした時に、行動に移すスピードの早い人は、次の日やその日という基準ではなく、言われた次の瞬間に行動を起こしています。瞬時に行動して改善する人と、それが次の日、1週間後、1ヶ月後、1年後になる人は、何が違うと思いますか?
結局経験できること、考えられることの数が違うのです。圧倒的な量、経験値の差です。

逃げたり、本気で聞いてなかったり、言っても行動しない人は、結局今日やったことを明日もやり続けることになるので、一向に成長しません。
今日の経験で得られた学びや気づきを次に活かす材料にしないので、今日も明日も同じことをします。今日思いついた良いアイディアにも、手を付けません。
どこかの企業が新しいアイディアで成功すると、「自分も以前から同じことを思いついていた。」と言う人がいますが、アイディアは、思いつくことそのものには意味はありません。思いついたものを実現するための行動をする人だけが実現できるからです。
即行動も同じことです。「◯◯ができるようになりたい」という人が、そのためにすべきファーストステップを次の瞬間踏んでいるのかで、もうその後の成果は決まっていると言っても過言ではありません。
即行動しない人は、ほとんどが、いつまでたっても行動しません。

ライト兄弟を知っていますか?
知らない人はいないと思いますが、動力飛行機の発明者で、世界初の飛行機パイロットです。彼らが世界初の有人飛行に成功したのは1903年。
では、二宮忠八という人物は知っていますか?
殆どの人が知らないと思います。彼は、明治時代の航空機研究者であり、陸軍従軍中の1889年に、「飛行器」を考案。軍用として「飛行器」の実用化へ繋げる申請を軍へ二度行なうも理解されず、以後は独自に人間が乗れる実機の開発を目指したが、完成には至りませんでした。実現に至らなかった人間が乗れる「玉虫型飛行器」は、後の時代において、理論上成功しており、実際に有人飛行が可能であったことが証明されました。二宮が「玉虫型飛行器」を考案したのは、1893年のこと。ライト兄弟の有人飛行の実現よりも、10年も早かったことになります。ライト兄弟と二宮忠八の差は何でしょうか?
頭の優劣があったのでしょうか?資金の優劣や、環境の優劣でしょうか?二宮は軍から許可が降りず開発ができませんでしたが、ライト兄弟は資金援助を得ていません。自分たちの経営する自転車屋から資金を出していました。

「思いつく」というアイデイアはすべて、始まりに過ぎません。
人を動かすのは行動です。自分も、他の人の心も。

何か初めての行動を起こす時、「まずやってみてアドバイスもらったほうがいいよ。」
と言われても、自分ごとに捉えない人、「そうですよね」と口にだけだして行動しない人、行動してもアドバイスをもらおうとしない人、アドバイスをもらっても自分ごとに捉えない人、「そうですよね」と言って行動しない人、、、、と多数の分岐点があります。
でも、最後に成長し続けるのは、常に即行動した人だけです。
そうやって常に即行動した人と自分の間には、1年後、10年後、どれほどの差がつくのだろうかと想像してみてください。
そして、どちらがワクワクする人生を送っているのだろうかと想像してみてください。
目の前のことを成し遂げるための即行動ができない人は、結局何をやっても同じだと私は思います。

私達の時間は有限です。
一日は平等に24時間しかなく、1年は365日です。
でも、反応速度の遅い人は、早い人に比べて、同じ1年でも経験できる数が圧倒的に違うのです。
誰よりも失敗している人のほうが圧倒的に強いです。試行錯誤ができる回数は、そのまま自分の成長になります。

とにかく行動スピードを上げること。

「でも」「だって」が口癖で、できない理由ばかり探してしまう人は、要注意!
私は20年間、できない理由を探し続け、21歳の時にそんな自分を変えるため行動し始めましたが、あきらかに成長速度も充実感も違います。
わくわくしたいなら、行動を起こすこと。
言われたこと、学んだことへの反応速度上げていきましょう!!



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