Pay for Performance で働こう

❌ Pay for time
⭕ Pay for Performance

私がまだ大学3年生の時に、ある社長に言われたことがあります
「社会人は0か100。成果が出なければ0。出たら100。その2つだけで頑張った賞はない。」

うすうすと頭ではわかっていたことでしたが、はっきり面と向かって言われた時、やっぱりハッとしたのを覚えています。

仕事に努力賞はありません。
このままだと、少し誤解を招きそうなので補足すると、、、
確かに努力賞はありません。ただ、想像とちがう結果を生むことはあります。必ずしも、予測と同じ結果だけを評価しているとは限りません。でもその評価は努力に対してではなく、結果に対して向けられます。

ものすごく単純な例で言えば、
1時間だけ働いて10件の契約をとってくる人と
10時間働いて1件の契約をとってくる人
どちらが評価されるべきかという話です。

当然前者です。もし自分が前者だったとして、後者と同じ評価だったらおかしいって思いますよね。

でもこういう話をすると、「件数が全てじゃない」という人が居ます。
そのとおりです。件数は全てではありません。ただ、大抵の場合、他の部分においても前者のほうがパフォーマンスを発揮します。
それだけ頭で考えて、その上で努力してきてるからです。

営業で言えば結果は売上と直結しているので分かりやすいかもしれませんが、営業以外の仕事でも同じです。
事務だろうがエンジニアだろうが、ライターだろうがマーケターだろうが。
「成果を出す」ことが「仕事」で、「成果を出した人」により面白く大きなチャンスが回ってくる。

お金は、時間に発生してるのではなく、パフォーマンスに発生しているのです。

人は、「時間」を使ってると「やった」気になってしまいます。
まさに、起業したての初期の頃の私ですね。今よりうんとポンコツだったときです💩(今もポンコツだけど!)。
「時間」を使うことで「やった」気になって「結果」から逃げていました。
「こんなに時間をかけた」と声高に権利を主張した恥ずかしい時期がありました、、、、、。穴があったら入りたい。
1時間やって10件アポをとっても、10時間やって10件アポをとっても、「10件のアポ」という事実はかわりません。

おそらく私は、現時点なら同じタスクを終えるのに、社員の中のだれにも負けない速さで出来るでしょう。
それがお互い初めてやるタスクだったとしてもです。
なんでそう言い切れるかといえば、泥まみれになりながら、自分に恥じない精一杯の努力をしてきたと思うからです。(私より努力家は山ほどいます。ポンコツは自覚してます。)これは、能力差ではありません。

何が言いたいかというと、「成果」を出す人は、当たり前に時間を大事にしてきた人だってことです。
自分を磨くために時間を使ってきて、常に深く思考して、行動しているはずです。きっと誰よりも時間を使った過去があるでしょう。寝る間も惜しみ、苦しみながら、目の前のやるべきことに向き合ってきたはずです。
だから「時間」は評価対象じゃないのです。
みんな平等に、24時間ずつ持っているのだから。


PerformanceとChallenge

タイトルである「Pay for Performance」は、チャレンジの上にしか成り立ちませんが、やったことがすべて成功するなんてことはありえません。今私達のいるこの会社も、起業から幾多の問題とハプニングと失敗を乗り越えて今があります。
努力は報われませんし、社会人に努力賞はありませんが、チャンスを掴むための行動と、その結果の成長には大きな価値があります

サイバーエージェントさんは、とにかくチャレンジに対して評価していますが、チャレンジとともに明文化されていることがあります。

挑戦した敗者にはセカンドチャンスを。

これはPerformanceを評価することと同時に、重要な文化だと思います。
失敗しない人は成長しません。高いパフォーマンスを発揮するには、多くの失敗とそこからの学びが不可欠だからです。
失敗して学ばない人は思考が浅い可能性がありますが、そもそも挑戦すらしない人はその人以上に何も得ることがないでしょう。現状維持すらできずどんどん衰退していくことになるでしょう。

恥ずかしながら、起業したての頃を思い出すと、私は大したPerformanceを発揮してなかったように思います。
皆さんに、今の私がどう見えているのかはわかりませんが、下記に載せたものは、実際に私が言われてきた貴重な失敗経験に向けられた痛いフィードバックたちです。

「はっきり言ってあなたが嫌いです。一緒に働きたくありません。」
「なみさんが役員でいるなら会社をやめます。」
「で、いくら売り上げ上げたの?」
「事業がうまくいかない原因はNO2(君)だよ。」
「君の仕事は何?(価値発揮してなくない?って意味で)」
「それはだめ(な取締役)ですね。」
「◯円も生めない人間に価値なんて無いよ」

今見てもちょっと傷つく。笑
でも、事実です。

こうやって言われてきた結果、常に自分自身がどれだけのPerformance(価値や成果)を発揮して、何をどれだけ生み出しているのかを考える癖が付きました
面と向かってどうどうと、痛いフィードバックを受けていたからこそ、今の自分があると私は思っています。
それを受けたことがない人は、もしかしたらチャレンジしてない、成長してない証拠かもしれません。
今でも常に考えています。むしろ、これを考えられなくなったら自分は心まで老いてあぐら書いてるってことだと思うのでめっちゃ気をつけてます。

常に自問自答し、そのための行動をしています。
私は会社に、顧客に、社長に、同僚に、子会社に、取引先に、どれだけの価値を提供できているのか。と。
「Time」ではなく「Performance」を基準として

どれだけの時間やったのかではなく、どれだけの成果を生んだのか。
これが、仕事の基準です。

そして、LOGZGROUPの基準です。
私も社長も、最高のPerformanceを発揮して、事業を創れる可能性のある人材しか、採用していません。

自分に向き合って、最大のPerformanceを発揮して、さらなるチャンスを掴む人がわんさか出てきてほしいなと思っています。
いや、出てきてくれないと困ります!笑


うちの会社の主人公は、社長じゃありません。
いや、正しくは、社長でもあり、私でもあり、みんなでもあります。
たった1人でも、会社の雰囲気を、売上を、変えられる人が居ます。
そんなハイパフォーマーに、誰もがなる可能性があると、私はそう思っています。




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