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顔面非対称矯正、両顎 vs 輪郭整形 どちらの方法が顔面非対称矯正に適しているか

ここ数年間、患者様から本当によく聞かれる質問があります。
顔面非対称矯正の場合、両顎手術をしなければならないか?輪郭整形で矯正が不可能か?という質問です。多くの方が同じ考えかと思います。相対的に両顎手術がより負担であり、難しい手術であるためでしょう。

そうとなれば、本当に非対称は顔面輪郭整形では矯正ができないでしょうか?答えを申し上げます。非対称の状態と希望する効果によって、輪郭手術で矯正することが可能です。

韓国両顎湯術 輪郭3点 顔面非対称

まず非対称を正確に区分することが必要です。単純に骨の片方がより大きく育ったのか、骨を中心から見た時、歪んでいるのかを正確に判断しなければなりません。

もし、単純に片方の骨がより大きく育った場合であれば、その育った骨の片方を除去することで解決しますが、問題は歪んでいる場合です。骨が歪んでいる場合、骨を新しく整列する手術を行うことが必要な為です。

まず、歪んでいる状態が酷くなく、非対称が起きている部分の骨を削ることで矯正が可能な場合は、輪郭整形手術で矯正が可能です。但し、この場合は顔面非対称が酷くない場合です。

酷く歪んでいて、輪郭手術を通して骨を削っても矯正効果が薄い場合は、両顎手術で骨自体を新しく整列させる必要があります。顔面輪郭手術では、非対称を矯正することには限界がある為、両顎手術が必要になってきます。

ご存じの通り、一般的には両顎手術よりも輪郭手術の方が負担が少ないです。両顎手術は上顎と下顎全てを移動する方法ですが、顔面輪郭は顎先を移動させる方法の為、手術部位や回復に対して差があります。

毎回お伝えしていることですが、両顎手術と輪郭手術、両方ともレベルの高い精巧な手術が必要です。歯の位置、顔全体の調和、美容的・機能的部分を全て考慮して手術を行わなければいけないからです。
その為、正確な分析はもちろん、立体的な感覚まで必要とされる難しい手術です。

特に非対称の場合、正確な原因の把握が重要な為、顔の骨を専門的に、正確に知っていてこそ安全で確実に非対称を矯正することが出来る点、ご参考ください。

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