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雑感の置き所

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ずっと悲しい

2016年に雨宮まみさんがいなくなってからもう8年近く経つ。普段は泣かない。心の低いところで悲しいのがずっと流れているのだけ感じている。でも今日は、ふと検索した三浦しをんさんが、雨宮さんと同い年だったと知ったというそれだけのことで、東京に住んでいた時代のこと、雨宮さんの文章や呟きなどを思いだし、がっくりと悲しくなり嗚咽している。 これは何なのだろう。 友達でも身内でもなく、ただ一方的に雨宮さんの文章が好きで、オンライン上でも本になったものもよく読んでいた。一度だけツイッター上

    • May 18. 2020 Covid19 あれこれ

      アメリカのニュージャージー州(NJ)ハドソン川沿いに住んでいる。Facebookの地元コミュニティグループは基本人に親切、政治は持ち込まないがルールだけど、経済がそろそろと再稼働し始めたばかりのこんなご時世で、公園でマスクをつける、つけないという揉めがちな話題がまた上ったので、ついに政治的対立が持ち込まれて2人の住人がきついやりとりをしていた。 オバマやバイデンより現大統領はいい仕事をしていると、共和党員の女性が彼女の得た”ファクト”からとうとうと述べているのを見ると、果て

      • Where are you from?

        誰かに気軽にそう質問するのは失礼なことだという人は近年アメリカでかなり多い。 TPOによるよなあ、というのが私の言われる側としての超単純な気持ちだ。 私はアメリカに住んでいて、そこそこ年数は経っては来たけど、話せばその会話力から非英語ネイティブなのは明白だ。だからたまにそう聞かれた時も気持ちはわかるし別にいやだとは思わない。 ただ、あまりにも出会い頭に聞かれたら話は別で、そういう時はちょっと意地悪な気持ちになり、すっとぼけて住んでる町の名前を答える。その後、いやいや、出

        • ある言葉と雨宮まみさんのこと

          こんな長さならツイッターで呟けばいいのにと思いながら記す。 ある女性のnote記事の定期購読を、いっときやめてみている。他者に対して使う言葉や考え方が、とても冷静な人なのに、その人は自分自身に対しては雑な言葉を使う。今すぐ人に見せられる細い腕の持ち主で、人にさらけ出せる標準値内の体重を書き記しながら、「デブった」なんて言葉をとても簡単に使う。多分、人にそう言われて傷ついた経験が、実際にはあんまりないんだろう。 私は自分にそういう言葉を使わない。例え誰かが私にそれを投げても

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