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ヨガ数秘学の前提

ヨガ数秘学は、数字に秘められた意味を読み取り、それを活かすことで自分を生かす、生きていく上で役に立つ教え.
そこにはこんな前提があります.
前提①数字は数を数えるだけじゃない、その他にも意味がある

前提②誕生日(その他人生にまつわるもろもろ)を自分で選んで生まれてくる

前提③魂を磨くために輪廻転生する(生まれ変わりを繰り返す)

まず、前提①からみていきましょう.
ヨガ数秘学では、1~11の数字を使います.そして、あらゆることはこの11個の数字で表せると考えます.
占星術と似ていますね.占星術では牡羊座の「自分」から始まり、魚座の「宇宙(物理的)、目に見えない世界」まであらゆることを内包しますが、数秘学では1の「自分」から、11の「宇宙、目に見えない世界」まであらゆることを内包すると考えます.ただし、数秘学の流派によって、扱う数字も各数字の意味も異なります.それは、ピタゴラスから始まった数秘術が、伝わった場所や扱い方により、数字の定義が異なっていったから.ヨガ数秘学では、数字は身体の各エネルギーに対応すると考えられ、そこから他の意味へと派生しています.

次に、前提②です.
「誕生日」に限らず、生まれる場所も親も、人生のあらゆることを生まれる前に決めてきます.それは“自分”ひとりで決めたものではなく、“上の方”たちと相談したり、仲間と話し合ったりして決めます.いま、ここにいる“自分”は、あるグループの代表だと考えてみてください.
いろんな経験をして魂を磨き、より“よい”魂になるために、今生で何をするかをあなたの魂は知っています.どんな経験をするか、そのためにはどんな才能や強みを持つといいか、どんなつまづきがあって何を支えにするとより多くの経験を積めるかを決めているからです.
でも、頭では覚えていません.それはなぜか?魂を磨くには、楽しいことや幸せなことばかりではだめで、つらいことも苦しいことも経験して、そこから学ぶ必要があります.でも、そんな嫌なことがあるとあらかじめわかっていたら、途中で人生を投げ出したくもなります.だから、生まれる前にいろんなことを決めてはきますが、天寿を全うするために、生まれる瞬間その“記憶”を消してしまいます.

前提③も見てみましょう.前提②と被るところはありますが、③の目的のために②があるからです.
いろんな経験を通して魂を磨くと、よりクリアな魂になります.はじめはところどころ角があって、磨くうちに角が取れ、それでもまだいびつで、さらに磨きをかけていくと、しだいに本当に丸いきれいな玉になります.それと同じで、何度も人生を経験することで、より一層魂が磨かれクリアになっていきます.
人生の学びを終えて一段とクリアになった魂は、あの世に帰ると、仲間のもとへ戻ります.
ここで、泥水の入ったコップがあります.そこにきれいな水を入れていくと、中の水はしだいにきれいなものに入れ替わっていきますよね.そうやって、グループ全体をよりクリアなものにしていくために、私たちは生きて、つらいことも苦しいことも含めていろんな経験をするんです.
身体を持って生きている間は孤独を感じることもあるかもしれませんが、私たちのバックには常にたくさんの仲間がついています.そして、どんな時も応援してくれています.この世での経験をしたことがある仲間は、つらさや苦しさもよくわかってくれています.人知れず涙するあなたの肩を抱き、励ましてくれています.まだこの世での経験をしたことのない仲間たちも、あなたの成長を見るたびに羨望のまなざしであなたを見つめていることでしょう.
私たちは、究極のところ“ひとつ”です.そして、その“ひとつ”をよりよいモノにするために、螺旋階段をひたすら上り、成長し、進化し続けているんです.

今日はここまで.
最後までお読みいただきありがとうございました.

虹色テーブル🌈chinatty

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