幼馴染

もう私たちは少女の頃ではないと
互いに笑いあった黄昏れどき
友人の薬指は光り
かつて見た大人たちと同じ香りがした

もう私たちは少女の頃ではないと
互いに手をふりあった別れぎわ
友人の笑顔は昔と変わらず
無邪気でそれでいてやさしかった

手提げの誕生日プレゼント
思わぬサプライズに 嬉し涙を咽んで
運転する友人の横顔にはっとする

喧嘩した日々　ふざけあった日々
励ましあった日々　笑いあった日々…
時は流れ　変わったものも変わらないものも
全てが　宝物のように輝いていた

もう私たちは少女の頃ではないと
互いに昔を懐かしみつつ　喜びあった
もう私たちは大人になったんだね　と――

時は流れ
屈託のない笑顔も　好きなものも　嫌いなものも
得意なものも　苦手なものも　姉や妹　その家族の話も
旦那さん　それぞれが思い描く将来の夢も
それぞれ　変わったものも変わらないものも
全てが
私の胸の中に　きらきらと降り積もって
きらきら　きらきら…と
輝いておりました









＊＊＊
秋も木の葉の移ろいと共にだんだんと色合いを増してきました🍂
三連休の間に、久しぶりに二人の幼馴染の友人に会いました。
幼馴染二人とも、明るくてやさしい素敵な子なんです😊✨
その日には、少女時代に戻ってタコパして、私の誕生日サプライズまでしてくれました！ ビックリして、嬉しくて、泣きそうになったのは秘密😊🌈
二人とも結婚して、私たちがかつて見た大人たちと同じ道を着実に歩んでいる。それを見ると頼もしくちょっぴり寂しく、心からの祝福と、こうして繋がっていられることへの感謝の気持ち、様々な気持ちを込めて作りました。
歳を重ねるにつれて変化する部分もあるけれど、私が知っている小さい頃とそのまま変わらない部分もあって、長く付き合ってきた時間、築いてきた関係を思い出すと、とてもとても大事なもので尊いものだなぁと感じます。
友達は、宝物😊✨


最後まで読んで下さってありがとうございました💕
今日もあなたに、幸あれ🌈☘✨