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「こわくて、たのしいスイスの絵本」@アサヒビール大山崎山荘美術館

本日、文化の日は2つの展覧会へ。
まず1つ目はアサヒビール大山崎山荘美術館の「こわくて、たのしいスイスの絵本」展。

大山崎山荘美術館は美術館自体も、大正〜昭和初期に実業家・加賀正太郎氏が建てた洋館の別荘がベースになっているということもあって、趣きある建物。
名前の通り「山荘」風建物なので、スイスっぽい!?という偏見のもと、絶対この美術館にぴったりの展覧会!と意気込んで行きました。
因みに、なかなかの坂道の上にあるので、JR山崎駅前から出てる、美術館への無料バスに乗るのをおすすめします。

今回の展覧会は、絵本作家のエルンスト・クライドルフ(1863-1956)、ハンス・フィッシャー(1909-1958)、フェリックス・ホフマン(1911-1975)の3人を取り上げた展覧会でした。
展覧会の概要はこちら↓

個人的にはハンス・フィッシャーの作品がものすごくツボで、終始「かわいーかわいー」と語彙力無くして連呼してました。
絵本で見たことがあった気がしたけれども、実際の原稿を見ると、生き生きとした筆致、その上に乗る鮮やかな色彩に魅了されました。
あまりにはまりすぎて、帰りに本屋さんに寄って3冊も買っちゃいました。

エルンスト・クライドルフは、正直なところ、草花の擬人化なんてさぞや可愛かろうと思って『花のメルヘン』見たら、むしろ不気味さがあって衝撃的。
でも『ふゆのはなし』は、『白雪姫』の後日談で、7人の小人の従兄弟の3人の小人が7人の小人に会いにいく、というユニークな物語なだけではなく、しっかりと小人たちが可愛かったです。
一番のお気に入りが、遊びに来ていた白雪姫に、木を揺すって雪をかけるといういたずらしている、みんなできゃっきゃしてる絵。見てるこっちも楽しくなるので、是非、見てみてください。

そして最後のフェリックス・ホフマン…ごめんなさい、あんまり刺さりませんでした。
むしろ、ちょっと怖いくらい…
展覧会タイトルの「こわくて」に当たるところかな~と。

ということで、ざっとした感想は以上となりますが、これから紅葉も深まってくると思うと、大山崎山荘美術館、めちゃくちゃおススメです!
12月25日(クリスマス!)までこの展覧会は開催されているみたいなのでぜひぜひ~

因みに、お目当てのランチがあったので行かなかったのですが、美術館カフェでこの展覧会特製スイーツ、チョコといちごのケーキがとても可愛い~
『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家モチーフのケーキ!
ちょっと食べてみたかったな~なんて思いつつ、美術館を後にしたのでした。

もう少し詳しい感想をブログに書きましたので、こちらも是非↓


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