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新作に取り掛かる

ずっと手掛けてきた北海道旅行記がひと段落つきそうだったので、9月末に予定している絵本のグループ展のための絵本作りに着手した。ラフも下絵も終わっているので、本日着手したのは本番の絵(という表現で合っているのか?)である。3作目となる今回の絵本は水彩画で制作していこうとしている。

いつも迷うのが、絵はどこから描き始めるのかということだ。
当り前のことながら全編を通して絵は一環していないといけない。でもやはり描き初めのものはぎこちなさがどこかあるし、最後になると手慣れて滑らかになる。
記念すべき第1作目は、描きやすいシーンから描き始めた。そうすることで1ページ目が一番下手で、最終ページが一番上手という状況を避けようとしたのだ。結果的には、自分でもどのページから始めたのか忘れる状態になっているので、作戦成功と言えるだろう。
2作目はデジタルということもあって、後から描き直せるしという気安さから、1ページ目から描いた。結局はそんな描き直すことはなかったけれども。
結論としては、もしかしたらそもそもムラなんてないのかもしれない。よく考えたら、本番に入る前に何度も下絵を描いているので、着色方法にこなれ感が出るとしても、造形は本番に入る際に確立しているのかも。

そんなわけで今回は1ページ目から描き始めたのだが、うーーーん。
ちょっと苦手の横顔から始めたからかもしれないが、手離しで「よっしゃいけた」と思えないかも。悪くないだろうけど、すごく良くもない感じ。
とりあえず、これはいったん置いておいて、最後に余裕があったら描き直そう。
なにせ道のりはまだまだ遠いのに、日にちは無限ではないので……

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