記憶と壁紙 第18回 The warmth of the sun （2002）

これは、わたくしミヤタジロウの作業用HDDに蓄積された古いイラストファイルを発掘、手直しして4Kサイズの壁紙にリメイクしてゆくという試みです。
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今回のイラストは、リメイクと言うにはちっと苦しいかな。ほぼほぼ新作なんですが、元絵は一応これなんです。

当時は見ての通り人間を描くのが苦手で、当時もなんかこれイケてないなーとはうっすら思っていたんですけど、今見るとより一層イケてないですね。作成日は2002年9月3日。

前回に引き続き、同じ世界観を引きずってのマッシュアップというかスピンアウト？って言うんですか？そんな感じの第2弾ということで。

この登場人物達に愛着が湧いて来た、というのが正直なところです。漫画や文章の人がよく言う「キャラが勝手に走り出す」というような感じなのかもしれないですね。知らんけど。

家族でのちょっとした遠出からの帰り道。日没の迫る帰路には大きな虹が架かりました。「うわー！虹や！」「あれ？海見て海！」「なんや、せっかく遠出して来たのにホームの方がええセット来てるやんか」的な感じなのかも。

でももう海には寄らずにまっすぐ家に帰りましょう。

上機嫌なのはお母さんでしょうか。女の子と男の子、犬もちゃんと乗ってます。そう言えば、うちの奥さんにこの絵を見せたところ「やっと大人出てきた！親おったんや！良かった〜！」って言ってました。良かったです。

そして運転しているのはお父さんでしょうか。あれ？ちょっと待って。

道路は右側通行。そして基本的にこの車種は左ハンドルなんですが、これは右ハンドル仕様なんですかね。そうでないとしたらお母さんが運転していることに。もしそうなら、ほら、ちゃんと前見てくださいよね。

あれ？なんかそういう視点で見るとなんか....

なんかすごい不穏なムードに見えて来てしまいましたよこの絵。良かれと思って描き足したこの対向車とかなんか不気味じゃありませんか？

雲の感じも、虹も、なんか..... 天国への……

まあいいか。イギリスから中古で流れてきた、左ハンドルを無理やり右ハンドルに挿げ替えた魔改造バスだった、という設定に決定。ああややこしくなってきたぞ。

というわけで、全体像です。

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