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hananono
性別モラトリアムから女の人へ〜はじめに
自分のことは分からないものだな
私はノンバイナリーです。でも、長い間、自分が自身の性別で悩んでいることに氣がつきませんでした。
ただ常になんとも言えない不安定さに苦しんでいたのは確かで。それに加え、自分のセクシャリティが人と違うことでも悩んでいたので、そちらが優位になって氣付かなかったのだと思われます。
慢性的な肩こりは肩こりと自覚しないのと同じように、慢性的な悩みは自覚できなくなるのでしょう。
そんな中、昨年の春、ひょんなことから自分がノンバイナリーであることを知りました。そして、つい最近、「女の人になろう」と決めました。
ノンバイナリーだけど女
女ならノンバイナリーじゃないんじゃないの?という声も上がりそうですが、そうでもないんです。宇多田ヒカルさんと同じ感じなのかわかりませんが、多分そうであろうかと。多分。
こちらは、私がノンバイナリーと自覚した時に出会い、ノンバイナリーとわかってもモヤモヤした私を落ち着かせてくれたコミックエッセイです。
自身の性などにモヤっている物事が明確な人もいれば、私のようにモヤっているものがあるのはわかるけれど何に対してモヤっているかわからない人もいると思います。それが↑こちらの本で色々とわかりました。ありがたや。
そういうわけで、モヤっている何かがわかるきっかけになったらいいなという思いもあり、自分のことを記していこうと思います。よかったら読んでください⭐︎
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