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月別剪定:こんな樹木は何月に切るのがベスト!

「緑」を愛する皆さん、こんにちは!
庭師〜REN〜のブログへようこそ。
今回は、「月別剪定:こんな樹木は何月に切るのがベスト!」に焦点を当てます。

具体的には、私の経験に基づき、どのような種類の樹木を何月に剪定するのが最も効果的かについて解説していきます!

1月〜2月に適した剪定

・この時期には主に紅葉が終わったモミジや落葉が終わったサクラの剪定をするのがベストになります。
・庭木としてモミジを植えている人はやはり、紅葉を楽しみに植えているのだと思います。
・なので、その紅葉が終わり、全て落葉が終わり、樹木も休眠状態に入った1月〜2月に剪定をする事で紅葉も楽しめて、樹木にも出来るだけ負担をかけない季節となります。


・またサクラに関しては、「サクラ切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿」と言葉があります。
・上記の意味は、桜は古い枝を大切にしていないと全く花が咲かず、梅は古い枝はすぐに枯れてしまうので、積極的に剪定し新しい枝を伸ばした方が良いという意味があります。
・サクラもモミジ同様、完全に落葉し、休眠状態に入ってからの剪定が必須になります。
・ また、切り口から病原菌が侵入しやすく、剪定すると樹勢が衰えやすいので私の経験上、剪定する枝が直径約7cmを超える場合は、必ず切り口に癒合剤(おすすめはトップジンMペースト)を塗る必要があります。

3月に適した剪定

・この時期は比較的にどんな樹木も強剪定に耐える事が出来ます。
・理由は至ってシンプル!気候も暖かくなってきており、樹木にとっては新芽が出る直前だからです。
・よって大きな木を切る時、残したいけど、出来るだけ切りたい時はこの3月がベストです!
・しかし、サクラなど剪定に弱い木はしっかり癒合剤(おすすめはトップジンMペースト)を塗るのは必須。
癒合剤の使い方はシンプルで、簡単にまとめると切り口にハケで塗るだけです。

4月〜5月に適した剪定

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