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できるまでやったら、できる

論文を書いていてしんどくなってきた時、いつも思い出す言葉がある。

去年の今頃、友人に「行き詰まった時にどうしてる?」と聞いた時に返って来た言葉だ。

友人は「行き詰まったことを認めないで書き続ける」と答えた。

そ、そんなマッチョな返答ありかよ…と思わず噴き出してしまったのだけど、今思うとシンプルで的を射ている言葉だ。

行き詰まった時に立ち止まりたくても、容赦なく時間は流れ、締め切りはやってくる。
だから、辞めたくないならやるしかない。

あーもう無理、もう一文字も書けないと思ってから、そこからあと一歩粘るかどうかだ。
単語の羅列でも、フレーズでも、英語文献を翻訳・要約するだけでもいい。
とにかく、書き続ける。

始めの内はしんどい。
どうしようもないことばかり書いて、こんなことをして意味があるのかと思う。

しかしどうしようもないことでも、集まれば使い途が見えてくるもので。
画面に並んだ言葉を見つめる内、急につながりが見えて一筋の文章になり、やがて段落になりページになる。

「『できるか、できないか』じゃない。『やるか、やらないか』だ」という、使い古されたフレーズがよく頭に浮かぶ。
しょうもないことを吐き出し続けるくらい、できるできないの問題じゃなくやるかやらないかの問題だ。

やり方さえ合っていれば、大抵のことはやるかやらないかに掛かっている。
時間は掛かるけれど、もしかしたら締め切りには間に合わなくて、その時点ではひどい出来になるかもしれないけれど、でも、「できるまでやったら、できる」。

やるかやらないかだと思うと、やっぱり、やらずにはいられない。
「できるまでやったら、できる」と信じているから。

◇◇◇

今日のnoteは、あさぎはなさんのnoteを見て書いた。
書き続けることは、思考し続けることによく似ている。

トップ画像もかわいかったので、勝手におそろいにした。

最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。