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〈大学院生向け〉メンタルを健康に保つ方法

大学院に進むと、学業以上に大切なのがメンタルヘルスの管理です。
分野が限定されていますが、こんな研究結果もあるくらいで、メンタルヘルスに支障が出る人がいかに多いかがわかります。

大学院、ストレス溜まる要因が多すぎて疲れますよね。
以下は私がこれまで見聞きしてきた、メンタルヘルスを保つ方法です。

1.大学の施設を活用する

大学には、大学で学ぶ人のためにさまざまなサポートが用意されています。
大学によって名称・詳細は異なるかもしれませんが、概ね次の2つの両方あるいは片方が設置されていることと思います。

1.1.学生支援室
学修上の悩みを相談できる場所です。
障碍を抱える学生の支援を行う場所と併設されている場合もあります。

進路、研究、研究室での人間関係など、様々なことが相談できます。
気楽にお茶を飲みに行くとか、そういう使い方をする人もいるようです。
関連資格をもつカウンセラーが常駐していることが多く、その場合は専門的なアドバイスが受けられます。

1.2.保健センター
健康診断や健康相談を受ける施設です。
学生支援室に比べ、より医療的な要素の強い支援が受けられるのが特徴です。

身体的な相談はもちろん、メンタルについての相談をすることもできます。
私の大学では医師の診察や臨床心理士によるカウンセリングも行っており、個人的に心療内科や精神科に通わずとも治療を受けることができます。

上記2つは学内の施設であり、無料で支援を受けられるはずです。
また、詳細はわかりませんが、臨床心理学の指定大学院であれば格安でカウンセリングを受けられる場合もあるようです。
気になったら一度調べてみる価値はあると思います。

2.お金のかからない気分転換法(厳選3つ)

やること多くてバイトをたくさんする時間も無いし、よっぽど実家が裕福で支援を受けられる人でない限り、なるべく節約したいですよね。

2.1.睡眠
度々書いていますが、1にも2にも睡眠です。必要な睡眠時間は人に寄って異なるでしょうが、睡眠不足の自覚があるなら少しでも寝ましょう。

2.2.散歩
朝起きて大学に行く前でも、昼間のブレイクタイムでも、夜帰った後でも、好きなタイミングで。適度な運動をすると体がほぐれて、睡眠の質向上にもつながります。

2.3.入浴
もしユニットバスでもいいので浴槽があれば、お湯を溜めてゆっくり入りましょう。シャワーだけ浴びるよりも10倍リラックスできます。
近くに銭湯があれば、そこに行ってみるのもいいですね。

3.研究室以外の居場所を作る

どうしても研究室に閉じこもりがちになり、人間関係も閉鎖的になると思います。
研究室の人たちと仲がいいなら問題ないかもしれませんが、なかなかそうもいかない場合もありますよね。

3.1.学内で他研究科の知り合いを作る
部局横断型の教育プログラムや、共通科目などは無いでしょうか。
自分の専攻や興味に沿っていれば、本業に支障が出ない範囲で参加してみるのもいいかもしれません。他分野の話を聞くのも刺激になりますよ。

3.2.学外で知り合いを作る

大学が集まっている地域なら、他大学の院生を誘って読書会や研究会を開催してみるのも面白いですね。研究室の人とはまた違った指摘をしてもらえるかもしれません。
いっそ学業に関係ないことでもいいと思います。サークル、アルバイト、ボランティア、SNSなんかですね。オンとオフを切り替える感覚です。

3.3.学外で作業する
もし研究室以外の場所で作業してもいいような雰囲気の研究室なら、学外で作業すると気分転換になります。
カフェ、コワーキングスペース、公立図書館、ラウンジ、自習室など、意外と作業できる場所はたくさんあります。

4.それでもどうしてもしんどいなら

学内の施設では支援が不十分、またどうしても追い詰められているなら、きちんと病院に行ってみましょう。
具体的な診断が降りなくても、治療を受ければマシかもしれません。

4.1.病院検索サイト
下のサイトから、最寄りの病院を検索・比較することができます。

相性もあるので、一軒行ってみて違うなと思ったら他のところも行ってみましょう。

4.2.オンラインカウンセリング
病院に行く時間もないなら、オンラインカウンセリングはどうでしょうか。
電話やチャットを使って、自宅からでもカウンセリングを受けられます。
病院に行くところを誰にも見られたくない…という人にもおすすめです。

下のサイトで、オンラインカウンセリング5社の比較を行っています。

上記2つは、どうしてもお金は掛かってしまいますが…。
本格的にメンタルを病むよりはずっといいので、ぜひ検討してください。


最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。