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あったかくしたら朝起きれた話

昨日の夜から、体調が優れなかった。

うっかり寝すぎて頭がしゃっきりしない1日だったし、初めてある集まりに参加して、たくさんの人に「初めまして」をして疲れていたのもある。
(誤解のないように書いておくけれど、集まり自体は楽しかった。ただ私が人見知りだから、消耗したというだけ)

家に帰る頃にはやたらと今後のことが不安になって、せっかく前から欲しかった1人用の土鍋を買ったのに気分は暗いままで、すっきりしようとお風呂に入ったのにあまり効果はなく、夕食だってかなりの手抜きをして、今日だけは特別と栄養を気にしないで好きなものばかり並べたけれど、気分は上がらなかった。

それどころか回らない頭で悪い想像ばかりして、ちょっと前の嫌なできごとも思い出してどんどん暗くなってきた。
これはさっさと寝た方がいいかもしれんと思い、どん底になる前に電気を消すことにした。

ぼうっとTwitterを開くと、しんどくなったら不安を書き出してみようとか、捉え方を変えるワークをしてみようとかいうツイートが流れてきた。

こんなの、こんなテンションになった時にできるやついるのか?
どうがんばっても紙とペンを取り出す気力すら湧かない。

うだうだ考えている内に”回復するためのワークすらできない、だめなわたし”という単語が頭に浮かびそうになって、慌てて打ち消した。
楽しいことだけ考えたいのに、勝手に悪い方向に頭がいってしまう。

布団に丸まっているのに足が冷えてきて、眠れなかった。
まだ9月なのにと気が引けたが、寒いなら使うべきだと思い直して、愛用している湯たんぽにお湯を入れて足元に置いた。

明日は寝すぎないですっきり起きたい。
スマホを開き、”早起き”とか”寝覚めをよくする”と検索欄に打ち込んで、適当にページを開いた。

わたしは朝が本当に弱い。
アラームで目が覚めても、がーんと殴られたように眠気のかたまりが襲ってきて二度寝してしまう。

検討した結果、アラームをベッドから遠くに置く方法を試すことにした。
今からでもすぐに試せそうなところがいいと思った。

それから、明日の朝起きたらやりたいことを想像した。
読みたい論文がある。
noteも書きたい。
いろいろと返信していない連絡もある。

先日買ったばかりのライムのアロマオイルの、ちょっと青っぽい香りを嗅ぐ内にすっきりした。
夏っぽいけれど、この季節にこの香りも重たすぎなくていいかもしれない。

足元に置いた湯たんぽのおかげで体中が温かくなって、心も体もほぐれていくのを感じながら、電気を消すこと数時間、わたしはようやく寝た。

◇◇◇

果たして今朝は、アラーム通りに起きて朝からnoteを書いている。
わたしにしては珍しい、朝活ってやつだ。

起きてから天気予報を見てみると、今日は少し気温が低いらしい。
台風による気圧の変化とか、寒暖差のおかげで調子が悪かったのかもしれないと思うと納得がいった。

足元に置いた湯たんぽは朝まで少し温かく、頼もしい存在だった。
わたしに足りなかったのは、睡眠でも栄養でもなく、温かさだったのかもしれない。

最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。