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吉野家の牛丼と紅ショウガの塩っぱい関係

時折無性に食べたくなる吉野家の牛丼。とてもとても食べたくなってうずうずしてきて、居ても立ってもいられなくなる。こういった傾向の食べ物はあまりない。

初めて食べたのは大学生になってから。それまで外食は近所の中華屋かうどん屋ぐらいだった。先輩に連れられて食べて以来、すっかりはまってしまった牛丼。確かこのときは半年ぐらい食べ続けた記憶がある。

牛丼そのものの味も好みだが、自分的にポイントが高いのは入れ放題の紅ショウガ。この紅ショウガの味が実に好みなんだな。松屋でも一度食べてみたが、やはりなじんだ味にはかなわず以降食べていない。

頼むのは概ね並盛りつゆだく。牛丼が着丼したら、上の具を片側に寄せつつぐいっと具の上からご飯を反対側に押し出す。ここでしばしふーふーと息をかけて冷ます。

寄せて空いたスペースにこれでもか!というぐらい紅ショウガをのせる。あのトングでわしづかみにして2センチ分ぐらいはのせる。ご飯が埋まってしまうぐらいにのせる。

おもむろに牛肉かタマネギを口に放り込み、その後白飯を紅ショウガとともに口にぐいっと頬張る。ぐいぐい頬張る。また具を一口白飯紅ショウガをぐいぐい、これをひたすら繰り返す。

そうすると紅ショウガが先に尽きてしまうのでさらに追加する。のせ放題万歳。さらにぐいぐいと行く。たまに息継ぎで味噌汁をすする。またぐいぐいとやる。

最後は残った具できれいに白飯を集める。その上に少し紅ショウガを追加し最後の一息でぐいっと頬張る。もぐもぐぱりぱり。残った味噌汁をぐいっと飲み干し、お茶で口の中を整える。ごちそうさまでした。

一時期近所の駅周辺から撤退していた吉野家。ありがたい事に最近復活してくれたが、新業態の店舗で食べる机の上に紅ショウガはない。丼を受け取ってから、途中の薬味エリアで取っていく形式だ。

この形式だとぐいぐいとやりづらい。紅ショウガ追加派としては実にありがたくない形式だ。しかも24時間コンビニと同店舗内にあるのに、なぜか23時に閉店してしまう。なぜもう少し開けておいてくれないのか。

と不満は若干あるが近所で手軽に食べられるのは良い。外出時に飯に悩んだら調べれば大抵近場にあるのはとてもありがたい。牛丼と紅ショウガなら食欲がイマイチの時でも腹に収める事が出来るのでありがたい。

吉野家さん、大幅赤字らしいけど頑張って食べるので潰れないでね。

また次回も回りからの白い視線に負けず、紅ショウガをどばどばと入れる。

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