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庭ぐらしダイアリー hatake day9

今日は、畑の様子を見に行こうと、なんとなく落ち着かない気持ちで過ごす。
そんなに簡単に枯れないとは思うのだけれど、気になるのである。

「明け方に雨降ってたよ」と母に言われる。とりあえず、水不足の心配はなさそうだ。
雨が気になるのは、植木屋の見習いの時以来だと、ふと思い出す。
曇りなのか、雨なのか、微妙な天気はずっと続く。

いろんなことが重なり合う今日。
雨は予報の15時になっても、なかなか降らなかった。


夕方16時ごろ。

サンダルをひっかけ「ちょっと畑に行ってくる!」と自転車のペダルを踏む。
しばらく坂を登っていくと、ポツッと雨粒が頬に当たる。
来た!!

こうやって飛び出た瞬間、大雨に降られる経験を思い出す。
このまま行っても、多分降られるな、、、そう思って、慌てて引き返す。

しばらく、、、
あれ?もしかして、、、雨降らない??

戻っている最中、雨が止んでいる気がした。
今なら行けるか、、、?
慌てて違う道に軌道修正、畑への道を急ぐ。

ポッポッ
、、、またか!!

雨はやっぱり降るらしい。
流石にもうダメか、、、
小さな雨粒を見た瞬間、踵を返して家路を急いだ。
途中、また雨が止んでいたが、流石に3度目は行く気になれない。

畑と天気との関係性に悶々としつつ帰る。
少し落ち着いてから、先日届いた「庭とエスキース」を読む。
自給自足をする弁造さんの気持ちに、弁造さんの「庭」に、そして自分の畑に、思いを馳せる今日であった。

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