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傷一つない真実

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抒情詩を置いています。
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2022年8月の記事一覧

等しさと響き(抒情詩 縦書き)

につき
1年前
7

かえれないところ(抒情詩)

かえれないところは かえれないところは 夜の海の波打ち際で 虫が集く鳴くところでしょう やっ…

につき
1年前
5

かえれないところへ(抒情詩)

かえれないところへ かえれないところへ 夜の海の波打ち際で 虫が集く鳴いている 遠いだろう …

につき
1年前
4

もどかしさの空の色

初めて目にした 鮮やかな色に 彼らは涙するのではなく 憧れも屈託も 諦めさえも ひと目で塗り…

につき
1年前
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月虹

ひとつでは在りえず ふたつで初めて在りえて ふえることをどこまでも許す それぞれにとっての…

につき
1年前
5

月虹(現代詩縦書き)

既出作品(月虹)一部校正しています。

につき
1年前
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虹が真円になれない訳

どこにもありはしないものが どこにもありはしないところへ かたちのない言葉は 仮想の空間で デコードされる 白く暮れる街の ほとんどそれは かたちのない誰かの 何かで出来ている そして 何物でもないものたちの言葉が 厚く垂れ込めた雲から落ち 遍く数多の誰かを震わせる 虹が真円になれない訳は その半円が影にあるから それはまるで 不可分にある 身体という現実と 姿のない我らのように しかし 雷鳴を引き連れて 紫の閃光は虚空へ昇る 決して丸くなれない モザイクな我らにこそ

ショッピングモール

思い思いの人々の声が ショッピングモールの 巨大な空洞を埋めている 足音たちが少しずつ重な…

につき
1年前
6

傷一つない真実

花が一輪咲いた 薄闇の帷の下で 冷め始めた風が吹いていた 花は寄る辺なく揺れることしか知ら…

につき
1年前
7