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論語と算盤と"絵具"。心と左脳と"右脳"。

art. #46 / 2300 words (3 min.)

こんばんは。
ロクシタンのハンドクリームを使っています新田です。 #女子力

さて。
きょうは、ビジネスにおいて大切なものはなんなんだろうかと思いを巡らせるnoteです。

きょう、昼・夕・夜と3連チャンでいろんな話をしてきました。

特に、夕・夜の話を通して思ったことを簡単に書いてみます。

特に答えはない、自分へのメモ程度の記事です。ご興味のあるかたはご覧ください。

はじめに

夕方、ある企業で新規事業戦略・立ち上げをしていた友人とお茶をして、仕事の話をする中でいろいろ思うところがありました。

は、創業パートナーのゆうたさんそのご家族とお食事をし、めっちゃ楽しい時間を過ごすなかで感じたことがありました。

その夕・夜を通して、思ったことを簡単に書きます。

渋沢栄一の「論語と算盤」

その前に、渋沢栄一「論語と算盤」という本をご存知ですか。テレビでもやっていたのでご存知のかたも多いかもしれません。

経営者の必読書ではないかなと思う名著です。

次の一万円札になるのも納得ですね。

渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)
開国から昭和初期までの激動の時代において、日本経済の基礎を築いた人物

詳細な内容は割愛しますが、ビジネスにおいて「論語=道徳、算盤=経済」が大切だという内容の本です。

ぼくはこの本を読んで、論語を、算盤を左脳と変換しました。

「論語=道徳=、算盤=経済=左脳

もしあと1つ付け加えられるのであれば、「絵具=デザイン=右脳」というのも大事なのではないかなと読んだとき思っていました。

その思いが、きょうまた復活したのです(笑)。

「論語=道徳=、算盤=経済=左脳」+「絵具=デザイン=右脳

勝負の分かれ目は、右脳だと信じている

きょうの夕・夜で感じたことは「ビジネスで一番大切なのってなんなんだろう」というところです。

良い意味でも、悪い意味でもなく、ニュートラル(中立的)にそう感じました。

・ ・ ・

夕方のお茶では、ある企業で新規事業戦略・立ち上げをしていた友人と主に「算盤=経済=左脳」の話をしました。

「ここはどう?あれはどう?」と深掘りをされたときに、人事・採用を全く知らない相手に対して十分納得がいくような回答ができませんでした。

自分の詰めの甘さを実感すると同時に、反対側の意見も生まれました。

それは、左脳=ロジックだけでビジネスは成功するのか?という部分です。

※ 友人を否定しているのではなく、ロジックだけで事業の成否を判断するのってどうなんだろうかという自分自身に対するJust a questionです

なぜそう思ったかといえば、とあるコミュニティに入っていたのが実はきっかけです。(現在は退会済み)

そのコミュニティでは、ロジックだけで事業を進めようとしたり双方にフィードバックをしていたりして、ぼくは率直に違和感を感じたのです。

生まれたばかりの、か弱いアイデアという名の「ひよこの赤ちゃん」を、叩き潰しているようにしか僕は感じませんでした。

広告業界を目指していたときに読んでいた本の中に、多くのアイデア=ひよこの赤ちゃんは生まれてまもなく育てもされずに叩き潰されるので、それを生みの親は守らないといけないという一説が書かれていて、それを思い出しました。

・ ・ ・

ロジック=左脳 で考えることは、間違いなく大事です。

僕も、ロジックで物事を考えること自体は否定しません。

しかし、最終的にカギを握るのは感覚=右脳ではないかとぼくは考えています。

もしロジックだけでビジネスが成功するであれば、なぜ成功する企業は一握りしか出てこないのでしょうか。

つまり、フレームワークや成功事例がたくさん流通しているのだから、そのロジックを使って成功に導くことができるではないかということです。

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成功するには、いろんな理由があると思います。

むしろ、いろんな理由が絡みあいまくるのがスタートアップです。

そんなカオスなスタートアップで、ロジック=左脳だけで戦えるのかなと思うと個人的には疑問です。

最終的に大事なのは「論語と算盤と設計」、つまりは「心と左脳と右脳」が揃うことではないかと考えています。

特に最後の感覚=右脳が、成否を分けると信じています。

ゆうたさんとのご飯

ゆうたさんとご飯をしたときに、その思いは確信に変わりました。

ロジックが命のデータエンジニア(ゆうたさん)でさえも、「感覚=右脳」を大切にしているなと話を聞いてて感じたのです。

仕事でもプライベートでも、合理的に考えることはもちろんしつつ、その合理性を超えたおもしろさなどをきちんと自分のなかに持っていたのです。

・ ・ ・

昨日の「佐藤可士和展」の記事にも似たことを書きましたが、やっぱり右脳こそがOnly 1への道であり、最終勝者のカギだと思うのです。

…ま、事業が始まったばかりのわたしが言ってもなんの説得力もないのですがね(笑)。

おわりに

なにごとも、バランスがだいじですね。

お笑い芸人のかたも、右脳(感覚)だけでやっていそうに見えて実はめっちゃ左脳(ロジック)をつかってネタを考えていたり。

デザイナーのかたも、右脳(感覚)でイラストやロゴをつくっているように見えて実はめっちゃ左脳(ロジック)をつかって制作していたり。

だからこそ事業も、左脳(ロジック)でつくっているように見えて実はめっちゃ右脳(感覚)をつかってユーザー設計をしていく必要があると考えています。

なんかまあ文字にすると当たり前のことなのですが(笑)。

自分自身への自戒として、書きとどめておきます。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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2021年4月18日(日) 毎日note 46日目 きょうは「ビジネスをする上で大切なものってなんだろう」というのを雑記程度に書いたnoteです。 友人との対話から発想を得て書いてみました。 右脳や直感って、なんだかんだ最後の最後で大切になる気がするんですよね。 ・左脳は基礎 ・右脳は発展

Posted by 新田 順 on Sunday, April 18, 2021


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