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一日何もやる気出なかった2024(でもこの日記は面白い内容です)お笑い談義

その昔、ビートたけしが正月特番で、自分がその場にいた寄席と、女優・市毛良枝との中継の際、
「市毛、って毛が一本しかないのか!」
と言って笑いを取っていた(市毛良枝が「お嫁さんにしたい女優ナンバーワン」だった頃。何もかもが懐かしい……(涙))。

また、C.C.ガールズが売り出し中の頃だから1991年、何かの番組でC.C.ガールズについてのニュースが出た際(本人たちはいなかったはず)、
「よく見たらみんなブスだな」
と言って、これまた笑いを取っていた。

たけしの悪口は切れ味がよく、政治とか文化に対するコメントとなるとまた別だが、バラエティでの反射神経を発揮したコメントは、パッと言ってパッと次の話題に映る。ヒット&アウェイ。
ねちっこさがない。

市毛良枝だって「毛が一本しかないのか!」と言われたらあきれるしかない。その場だけで、話題は別のことに移ってゆく。

C.C.ガールズは傷ついたかもしれないが、まあその場にいなかったわけだし。売り出し中だったから宣伝になったかもしれないしね。

それでよかったんだよ(まあ、ビートたけしの、佐竹雅昭に対するあからさまな嫌悪感とか、細川ふみえとの関係を女性芸能レポーターに聞かれてブチ切れて泣かせてしまったとか、もちろん「フライデー襲撃事件」とか、そういう「不穏な」こともあるのは私も知ってますけど)。

そういうことがコンプラだかの関係でできなくなったから、今、芸人たちの「悪口芸」は、

・「茶番」を展開できそうな、同業者
・反論するすべを持たない(というか話題にされて喜ぶような)お笑いの客、はがき職人など
・猛抗議をしてこなそうな立場のタレント
・漠然とした「売れない役者」、「売れない女優」、「グラビアアイドル」、「ユーチューバー」、「学生お笑い出身芸人」などの一般名詞

に絞り込まれている。

だからつまらない。面白くもなんともない。

ラランドのサーヤが、佐久間Pの動画でナダルの悪口を言って、それにナダルが切れた、みたいな話、どこが面白いんだよ!?(私はサーヤもナダルもかなり好きだが)

あと関係ないけど、お見送り芸人しんいちは、ギターで抽象的な悪口をギャグにして歌うより、平場で邪見にされて切れている方がよっぽど面白い。
私はお見送り芸人しんいちは、大事な時期に来ていると思う。
「憎まれ役」として、たとえば「山添」、「岡野」などとは違ったポジションでテレビに出てほしい。
ギャンブルはしないみたいだから、オンナがらみで。

お見送り芸人しんいち、応援しています。

おしまい(気力を振り絞って書いた)。


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