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ひさしぶりに同人誌の原稿を書いている無限ループ2024

ひさしぶりに同人誌の原稿を書いている。
まだ書き始めたばかりで、いつ完成するのかは、まったく未知の状態だ。
そして書いているうちに、
「ああ、こりゃ七年間も自分の同人誌の刊行がストップするわけだよ」
と、何百回も思っていたことを、また思ってしまった。

それは、
「ここ10年くらいのポリコレとフェミニズムの中でも『これはいかがなものか』的なポリコレとフェミニズムに言及せざるを得ない」
からだ。
いちおう断っておくが、私はポリコレやフェミニズムを全否定しているわけではない。

ダメな右翼やダメな保守やダメなマルクス主義者やダメなリベラルがいるのと同じように、「ダメなタイプのポリコレ支持者やダメなタイプのフェミニスト」がいるというだけの話である。
東大生にだって無能はいるし、私立ペロリンピャハイスクールにだってデキるやつはいるのと同じである。
(「私立ペロリンピャハイスクール」を知らんヤツは検索してみな。何も出てこないから。あ、アイドルの「ぺろりん先生」は出てきちゃうけどまったくの無関係です。一個も関係ない)

しかし、私の文章を読んだらポリコレやフェミニズムに傾倒している人は、必ず少しばかりイヤな気持ちになるだろう。
それがイヤで、筆が鈍っていた。

だが、ここを通過しないと、この先、一行も書けないのである。

ここ10年くらいで、2010年代には主張してもいなかったくせに、ポリコレやフェミニズムにヌルッと接近したり、傾倒したりしている(男性の)文筆家みたいにはなりたくないんである。
こういう人たちはプロなので、時流をみるのにも敏感だ。2024年時点で、そっち(大枠でのリベラル)に風が吹いているのはだれでもわかるし(あくまでネット言論レベル、国政選挙には不思議とあまり反映されない)、子供同士のケンカは見らんでもわかるのである(by本部以蔵)。
(ネトウヨや陰謀論方向にも風が吹いているが、そっちはキョーミがないので、いちいち気にしていない)

あと逆に、「いわゆる多様性」に陰湿に反対しているベテラン文筆家がいるが、くそどうしょうもないよな、昨今の氷川きよしを文章の中でそこ意地悪く皮肉ったりよお。ゆるせん!(でも相手にしたくないから名前は出さない!!)

ところで、深夜番組「オールナイトフジコ」を観ていたら、「カラオケバー」という設定で、わざとブスに女装したさらば・森田が、バーで働いている設定の女性(アイドル)に、
「あなたブスね~、(客に)ごめんなさいね~この子がブスで~」
みたいなことを言っていて、言われたアイドルの子が、
「いやいや、あなたがブスですから」
って普通のトーンで言っていたのが、なんだか地味におかしくてクスッと笑ってしまった。
「ブス」という言葉を抹消することで終わらせず、こういう流れになること、ユートピアというのは、こういう空間のことでないのだろうか?
(たぶん違うと思うが……)

まあ確かに森田の女装はブスだったよ。

……同人誌、こんな調子じゃできないかもしれないな。

おしまい

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