癌患者が食事に抱く不安と向き合う方法：私の体験から学んだこと
間違った情報
癌患者が食事に気を遣うのは当然のことです。
しかし、ネット上には癌を治すためのさまざまな情報が溢れており、何を信じればいいのか分からないという人もいるかもしれません。
私自身、ステージ4の癌を経験した身として、「糖質制限」「素食」「クエン酸」など食事に関するあれこれを試しましたし、断食に近いこともしました。
結果としてそれらはあまり意味がなかったと感じました。
この時は口入れるもの全てがこわかった。
実際、癌を治す食事は存在しないと思います。
癌の治療は医師の専門領域であり、癌細胞を死滅させるのは医学的な治療法でしかありません。
ただし、癌治療においても食事は非常に重要だと僕は思います。
栄養バランスが適切でないと、治療に必要な体力や免疫力を維持することができず、治療効果の低下や治療を受けることができなくなってしまうこともあります。
実践した食事
私自身、癌によって体重が減少し、栄養不足に陥っていた時期がありました。
その時は、不安感が強まり、治療に対する前向きな気持ちも薄れてしまいました。
そこで私は、栄養バランスの取れた食事を心がけるようになりました。
たんぱく質、糖質、脂質を適度に摂ることを意識しました。
たんぱく質は筋肉を維持するのに必要であり、糖質はエネルギー源として必要です。
脂質は細胞膜を構成する成分として必要ですが、過剰摂取は肥満や高脂血症などの原因になります。
また、ビタミンやミネラルも適切に摂るようにしました。
摂取カロリーはだいたい2500〜3000
基礎代謝＋活動代謝みたいな感じです
トレーニングで「整える」
私は、バランスの良い食事に加えて、筋力トレーニングや格闘技のトレーニングも再開しました。すると、精神的にも前向きな気持ちになり、治療に対する意欲も高まっていきました。
入院する前日は必ず筋トレかトレーニングを行い「整えてから」治療にのぞみました。笑
こんななれるか！！って思った方はぜひ僕のトレーニング受けに来てください。
癌患者摂るべき栄養素
そして癌患者が摂るべき栄養素についても言及していきたいと思います。
まず、タンパク質は細胞を作り、修復するのに必要不可欠な栄養素です。癌治療によって体力が低下してしまっている場合は、特に摂取が必要です。
脂肪分や糖質の摂取も重要です。
糖質は、癌細胞が好むエネルギー源ですが、健康な細胞も同じく糖質をエネルギー源として利用します。
そのため、糖質を過剰に制限すると、健康な細胞も損なわれる恐れがあります。
脂肪分もエネルギー源として重要であり、特にオメガ-3脂肪酸は免疫系を強化し、炎症を抑制する働きがあります。
また、野菜や果物からはビタミンやミネラルなどの必須栄養素が摂取できます。
ビタミンCは免疫力を高める働きがあり、ビタミンEは酸化ストレスを軽減する効果があるとされています。
食事からビタミンを全て補うのは厳しいと思うので、サプリメントの活用をおすすめします。
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最後に
しかし、食事によって癌が治癒するわけではありません。
適切な治療を受けることが最も重要です。
栄養不良は治療の効果を低下させることがあるため、バランスの取れた食事を摂ることは必要不可欠ですが、食事だけで癌を治すことはできません。
以上のように、食事によって癌を治すことはできませんが、適切な食事は体力や免疫力を維持する上で重要な役割を果たします。
癌治療を受けている方は、治療を受けるための体力を維持するためにも、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
また、医師と相談しながら、自分に合った食事を摂るようにしましょう。
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