ドラマの中にいる「僕」
『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』の第一話を観た。感想を書いているうちに気がついたことは、「鑑賞を通して知るのは自分自身である」ということ。ドラマの考察やストーリーの解釈が苦手な自分が辿り着いたのは、ドラマの中にいる登場人物との同化だった。でも、その同化は行き着く先があった。それが、「全く独立した自分自身の視点」。登場人物を通して抱いた感情は、決して登場人物の感情と同じではなくて、どこまでも自分自身の感情でしかない。だからこそ、鑑賞時の自分の体調や気分、人数などが、