「脱炭素」をESG投資やSDGsの観点から見つめ直す
ESG投資とは文字通りEnvironment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)を考慮した投資手法であり、海外では一般的にResponsible Investmentと呼ばれる。2006年に国際連合が提唱した責任投資原則(PRI)に則り、人類が産業革命以後短期的な利益を追求し過ぎたことへの反省を活かし、持続可能な経済を実現させるために近年注目を集めている。ESG投資の説明はここでは割愛するが、日本でも150兆円超の資産を運用している年金積立金管理運