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北大入試(前期)受験体験記 Vol.5

文学部2年 佐藤喬一 SH  千葉東高校

1.入試区分と受験科目は?

受けた学部は文学部で受験科目は英語、日本史、国語です!

2.二次試験前、普段の生活で特に気をつけていたことは?

それまで続けてきた生活リズムを崩さないようにしました。決まった時間に寝起きすることで、決まった時間に特定の教科を勉強するなどのルーティンを確立することができました。基本的なことですが、継続的に高い質で受験勉強を継続する上で、大切なことだと思います。

3.各科目の対策と直前期の勉強について、詳しく教えてください!

北大の問題は基本的な事項を問うものが大半なので新しいことを覚えることはほとんどしませんでした。北大の問題になれるために赤本を解いたり、それまでにやった日本史の論述の復習や国語の漢字問題の対策を主にしていました。漢字は黒本(センター試験の過去問集)で出題されていたものを全年度分覚えました。英語は基本的な文法や単語をしっかりと網羅しておけば問題ないと思います。ただ、大問3の英作文と大問4の記号問題が少し特殊なので慣れておく必要があると思います。国語は現代文に関しては記述問題の回答の作り方のプロセスをしっかり理解していれば大丈夫だと思います。ただ、古文と漢文は毎年異常に難しいので、あまりできなくても心配しなくて良いと思います。僕自身、古文と漢文は捨てて、現代文で点数を稼ごうとしていました。日本史も記述問題や論述門題が出題されますが、出題される内容は他大学の入試でよく見るようなメジャーなものばかりです。しかし、論述に関しては資料をヒントにして解かせるという少し特殊な出題をしてくるので慣れておく必要があります。また何年かに一回、以上に難しい論述問題が出題されることがありますが、そのような問題は誰も解けないので無視して大丈夫です。


4.入試前日の過ごし方を教えてください!

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試験会場の下見をしにいきました。試験当日と同じ時間帯に試験会場に行って会場を確認し、周囲の景色を眺めたりして、試験当日をイメージして構内を散策しました。想像の何倍もキャンパスが広く、赤レンガの校舎が魅力的で、ここで学生生活を送りたいと強く心に感じたことを覚えています。そのほかの時間はホテルの部屋で勉強していました。試験前日は、新たに難しい問題を解いたりすることなく、今までやってきたことの復習を簡単に行いました。休憩時間にはホテルの近くを散歩して、札幌の街の景色を楽しんでいました。基本的にはリラックスして過ごしていましたが、勉強中は試験当日の緊張感をイメージして、メリハリを意識して過ごしました。


5.いつ札幌入りしましたか?


試験当日二日前に札幌に着きました。北海道の冬は雪が原因で飛行機が欠航したり遅延することがあるので、余裕を持って札幌入りしました。新千歳空港からは快速エアポートという電車に乗って札幌に到着しました。空港から札幌までは1時間弱の道のりです。他にも空港から札幌までのバスがあったりします!

6.試験当日の緊張とどう向き合いましたか?


試験の間の休憩中に外に出て少し散歩しました。各教科ごとの休憩時間は十分にあり、少し外の空気を吸うことで次の科目に向けて気持ちをリセットすることができます。二次試験の日の屋外の気温はマイナス5度くらいまで下がっているので、物理的に頭を冷やして冷静になることができると思います。(笑)

7.受験生にメッセージをお願いします!

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共通テストが終わってから二次試験までがプレッシャー等を感じやすく一番精神的にきつい期間だと思います。しかし、この期間は長い受験勉強の中で一番成長できる期間だと思います。不安や緊張と戦いながら、自分自身と徹底的に向き合い、努力し続ければ、ある日突然覚醒します。試験当日を最高の状態で迎えられるよう、今まで頑張ってきた自分を信じ、最後まで頑張ってください。

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