見出し画像

第3回 牧紘太朗 工学部3年 WTB

1年次から3年連続北海道ベストフィフティーンを獲得するなど、部内屈指のトライゲッターである牧紘太朗(工学部3年・都立青山)のインタビュー。大学での研究や高校時代の勉強とラグビーの両立について話していただきました!

1.大学生活について

画像1

Q:北大の魅力について教えください!
まず勉強の面で言うと、総合入試のシステムが挙げられます!正直大学で実際どのような研究をしているか、高校生の時点ではわからないことが多いので、総合理系で入学して実際に自分の目で見て決めることができるのは北大ならではの大きなメリットだと思います。また、他の面では立地が良いことです。道外の人には意外と知られていませんが、北大の立地は本当に良くて、札幌駅のすぐ近くにあります。そして、車を運転して少し足を伸ばせば、スノボや釣りなど自然がを満喫できるアクティビティを楽しむことができます!

Q:現在北大でどのような勉強をしていますか?
自分は工学部の応用理工系学科応用化学コースに所属しています。
現在は化学に関する基礎知識を学んでいて、将来的には電池や触媒などの研究をしたいと思っています!

Q:なぜ化学系の学問に興味を持ったのですか?
もともと高校の時から化学が好きで、最初は高分子化学に興味がありました。しかし、大学に入ってから授業で様々な分野の化学を勉強をしていく中で、無機化学に興味を持つようになりました。電池や触媒などの技術が実際に世の中に大きく役立っている分野があることを知って、無機化学系の分野に進もうと決めました!やはり、幅広い学問を学ぶことができる総合理系のシステムが、学科や分野選択に役立ったと思います!

Q:学科の魅力を教えてください!!
自分の学科では、有機化学から高分子、無機化学に至るまで化学に関する幅広い分野を深く研究することができます。ノーベル化学賞を受賞された鈴木章先生を輩出しており、化学が好きな人は絶対に楽しめる学科だと思います!興味がある方は是非来てみてください!

2.北大ラグビー部について

画像2

Q:北大ラグビー部にどうして入ろうと思ったのですか?
高校時代もラグビーをやっていたのですが、北大ラグビー部の特徴と雰囲気に惹かれて、競技を継続することを決めました。具体的には、監督、コーチがいないということです。監督やコーチから与えられることが多かった高校時代とは違って、大学では指導者がいない分、自分たちでメニュー設定をしたり、フィットネスを決めたり、主体的に取り組むことが求められます。自分たちの手でチームを動かすことができるという主体性の高い環境の中でさらに自分を成長させることができると思って入部を決心しました。

Q:北大ラグビーの入ってから印象的な試合はありますか?
2019年の菅平で対戦した早稲田大学さんとの試合ですね。対戦したのはCチームだったのですが、試合結果、内容ともに圧倒されました。中には高校時代に対戦したことのある選手も何人かいました。同じ大学生活の時間を過ごす中でこんなにも差が出るのかと痛感し、同時に衝撃を受けました。この試合は、自分がさらに上手くなりたい、成長したいと思えたきっかけになったので強く印象に残っています!

3.高校時代の勉強とラグビーの両立について

スクリーンショット 2021-01-14 120035

Q:高校時代、部活と勉強を両立する上で苦労したことは?
他部活は大体春や夏に引退するのですが、ラグビー部だけ引退の時期が10月末と遅く、特に夏休みや夏休み明けの時期に周りが本気で勉強している中、自分たちだけがまだ部活をしていたので、勉強面でかなり焦りがありました。自分はそこで、浪人も覚悟で今しかできないラグビーを本気で楽しもうと覚悟を決めました。ただ、部活が終わったら自習室に直行したり、家に帰ったらすぐに勉強するようにしたりと、最低限の努力は継続するようにしました。とにかく、ラグビーをしている時はラグビーに集中する、それ以外の時は勉強に集中するように、「切り替え」を大事にしてました。ラグビーと勉強を互いの領域に持ち込まないことは大切だと思います!

Q:ラグビー部を引退してから、どのように受験勉強を切り替えましたか?
さすがに花園予選で負けた当日や次の日は勉強も手につきませんでしたが、それ以降は上手く切り替えられたと思います。その要因としては、とにかく「勉強しなければならない」環境に身を置くようにしたことですね。自分は塾に行っていなかったのですが、学校の自習室に半強制的に入って勉強せざるを得ないようにしました。やはり、いきなり自分一人で受験勉強に切り替えるのは難しいので、受験勉強を本気でできる環境にキツくても身を置いて、とにかく勉強する習慣を身につけました。そうすることで自分自身を律して、良い意味で危機感を持たせることができたと思います。慣れてきてからは、カフェや別の自習室など、場所をいろいろ変えながら集中力を持続するように工夫しました!

〇最後に、勉強とラグビーの両立を頑張る全国の高校生に一言お願いします!

とにかく悔いのないように過ごしてください!
勉強は引退してから本気でやれば遅くはないですし、高校ラグビーの日々はこの3年間だけです。ラグビーを本質的に頑張ることができれば、それに付随して、少なくとも最低限は勉強にも真剣に取り組むようになると思います。思いっきり高校ラグビーを楽しんでください!



4.お知らせ

画像4

二兎Beプロジェクトについて、個人・団体等で興味のある方はTwitterの
DMまでお願いいたします!また、オンライン説明会や相談会も随時募集しています!私たちと一緒に「勉強」と「ラグビー」の二兎の目標を実現しましょう!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?