おやつばなし 作品紹介
おやつばなしとは
「おやつばなし」は私が母から預かったレシピと、レシピのおやつをモチーフにしたお話を1冊に綴じた手製本シリーズです。
ご興味を持っていただければ嬉しいです。
A6サイズ 価格:1000円(taxin)
怪盗マドレーヌ 2021制作
文章教室に通い出し、最初に作った作品。
正式には2作目の「タロがゆく」の方が早いのだけど、冊子に綴じた順はこちらが先。マドレーヌをよく作っていて、「怪盗」+「マドレーヌ」の響きがかっこいいなと思いついて一気に作ったと覚えている。作るって楽しいを教えてくれた作品。
こちらはもう絶版して、ウミネコ製作委員会が出版した「ウミネコ童話集2」に掲載していただきました。またレシピ以外の内容はnoteでもご覧いただけます。
怪盗マドレーヌ
タロがゆく 2022年制作
もともとは、カワウソではなく、「三角」が「丸」の家に遊びに行く道で手土産を作るというお話を作っていたのがベース。
その後、編集を学びたくて通った単発の社会人講座でオリジナルのテキストを持ち込む必要があり、登場人物をカワウソに変えてつくったものだ。
カワウソは長女の好きな動物。時々作るドーナツも普通な味でいつも喜んでくれるおやつだ。
素朴で野心も裏表もない世界観が今でも好きだなと思っている。
プリン 2023年制作
その後京都にある文章教室で創作した作品。
登場キャラクターは次女が好きで、姉の分だけ作って終わるわけにもいかず色々考えた。
キャラクターが好きになってしまい、おまけで続編のコーヒーゼリーを作った。
私の家にもお話に出てくるモデルのお店のプリンカップが数個ある。ついつい買ってきちゃうけど、たまに作るとそれもまた美味しい。
誕生日の前の日に 2023年制作
これまでの3作品が思ったより、読んでもらった知人の評判が良くて、嬉しくなったころ。続けて作らなければと創作した作品。版型を変えたらどうかなと実験もしている。
内容はお話ではなく、ほぼドキュメンタリー。厳しく教えてもらったショートケーキのスポンジの作り方を細かく細かく記した作品。
唯一、A6横の判型
甘味処綿貫 2024年製作
食いしん坊探究心にちょくちょく火がつく。あんの炊き方の基本は母に習い、その後たまたま手に入れたたい焼き器でたい焼きを作りたいと皮のレシピを考えた。
それをまとめた作品。
どうも最後にオチがつくようなお話が好きで、どうして綿貫という難しい名前にしたのかがわかるようしたのだけど、実のところ、それはあまり読者には関係のないことだったようだ。
2024年8月時点で、以上5作品を作りました。
おやつのレシピはまだまだあって、続けてまとめていきたいと思っている。
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