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「似顔絵って難しいよね」と「note」を使った学習方法(無料の添削記事3つのリンクあり)

こんにちは、似顔絵講師のかっとです。今回の記事では『似顔絵って難しいよね』を買っていただいた方向けに、本とnoteを組み合わせた似顔絵の学習方法について書きます。

この方法は、私たちが教室の2時間で行っている内容を一人でも出来るように考えたものです。現在、教室を開催出来ない状況ですので、教室の代わりとして似顔絵を学びたい方に利用していただけたら嬉しいです。

手順(1) お題の芸能人を選び、まずは感じたまま描く

下記から好きなモデルを選んで、画像や動画を自分で調べてまずは感じたまま描いてください。私たちの本を読んだ人はどうしても始めから言葉で分析しようとする人が多いので、あくまでも始めは描くことを楽しむ!頭でっかちにならず素直にモデルの印象を感じる心、感受性を大事にしてください。

お題一覧(2019年の通信添削のお題)
・高橋一生さん
・小倉優子さん
・千鳥さん
・あいみょんさん
・仲邑菫(なかむらすみれ)ちゃん
・ 高田純次さん
・小林幸子さん
・出川哲朗さん
・清水ミチコさん
・赤ちゃん(モデルの写真準備中)

鉛筆の白黒で構いません。描けたら、最後に修正したものと見比べられるように写真を撮っておいてください。

手順(2)『似顔絵って難しいよね』第2章の5大要素に沿って、描いたモデルの特徴を言葉にしてみる。

自分が特徴を捉えられている部分(強み)と、捉えられていない部分(弱み)を本を読んでから客観的に分析してみてください。

手順(3)noteの通信添削例を参考にする

自分の絵を一人で分析してみると、どこかで必ず「これ以上似ない!分からない!」と限界がくると思うので、それからお題と同じ芸能人の添削例のnoteで読んでみてください。noteの通信添削例には

・『似顔絵って難しいよね』の考え方をベースにまとめた【似せる5大要素】
・生徒の画風はそのままで、より似ている絵にするための文章・イラスト解説
・時々その生徒さんの成長段階に合わせた個人指導

を載せています。

【無料公開中の記事3つ】
(画像クリックで記事ページに移動します)

▼高橋一生さんの似顔絵添削例

画像1

▼小倉優子さんの似顔絵添削例

画像2

▼千鳥さんの似顔絵添削例

画像3

その他の無料公開中の記事以外は1記事100円で読めるようにしています。自分の描きたい絵柄に近い記事や、ビフォーアフターの詳細が気になる記事だけ読んでも良いですし、描きたい芸能人の添削例をまとめて購入する【マガジン】もオススメです。

【マガジン一覧】

※現在、高橋一生さん、小倉優子さん、千鳥さんの似顔絵添削例を公開していますが、それ以降の添削例も随時更新しいきます。

手順(4)最初に描いた絵をもっと似ている絵になるように修正する

特徴を捉えられていない部分がわかったら、自分が納得するまで何度でも修正します。修正する作業が似顔絵の上達で一番大事な時間です。たまに手順(1)で撮った写真とも見比べながら進めるとより描きやすいかと思います。

以上が、「似顔絵って難しいよね」と「note」を使って一人で似顔絵を学ぶ手順です。

実際の教室では手順(2)と(3)は教室に集まった生徒さんに特徴を言い合ってもらったり、(4)の修正では行き詰まった時は私たちが補足する形になりますが、基本的には同じ流れです。

教室では余力がある生徒さんには、ペン入れをして色を塗ってもらいますが、白黒だけで終わることも多いです。白黒で似ていない状態のままペン入れや色塗りをしても似ることは少ないので、まずは似せることだけに時間をかけるようにしています。一人で練習する場合は、白黒の状態で2時間くらいかけて似せることだけをやる意識で良いと思います。

絵を描けない時間も学ぶ意識

手順(1)と(4)は描く作業ですが、(2)と(3)は描かない作業です。
私たちの生徒さんのなかには、働きながらや子育てをしながらなど、時間がない中で似顔絵を学んでいる方がたくさんいらっしゃいます。絵を描けないちょっとした隙間時間にも学ぶ意識を持って、少しでも時間を効率的に使ってもらえたらと思います。

他の作家さんの絵を参考にするのも◎

他の作家さんが描いた絵を見て、どうして似ているのか分析するのもとても勉強になります。あるいは逆に似ていないと感じる絵はなぜ似ていないかを分析しても良いかもしれません。同じ絵を見ても「いいな」と感じる部分は人によって違いますし、その感じ方も自分だけが持っているセンスです。

他の作家さんの絵を見ると「真似してしまう」「影響を受けて自分の絵が変わるのが嫌」という人もいます。気持ちはとても良くわかりますし、私たちもあえて見ないようにすることもあります。その場合は手順(1)と(2)で限界まで自分の頭で考えて描いた後に見るようにしましょう。そうすれば、上部だけの描き方を真似するのではなく、他の作家さんが「特徴を捉えたうえで、その特徴をどう表現しているのか」が分かるようになってきます。

まとめ

・「感じたまま描くこと」と「客観的に自分の絵を分析すること」の両方が大事
・客観的に自分の絵を分析するために『似顔絵って難しいよね』を利用
・本だけで限界を感じたら、noteも活用
・自分の絵を振り返り、修正する時間が一番大事。
・2時間は似せるだけをやる意識
・絵を描けない時間もお題を細かく分析して学ぶ時間にする
・他の作家さんの絵を参考にするも◎自分で描いて考えた後に見る

私たち自身も学び続けている途中ですし、どのような学び方が良いのかも模索している途中です。この記事を活用して実践された方は、実際に自分の絵がどう変化したか、成長を感じたかなど、率直な意見や感想を頂けると嬉しいです!








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