某書籍の現物を見てしまった顛末
昨日、イオンに買い物に行ってみかん🍊を買ってきたついでに年末年始に読む本でもないものかと某書店に寄ったら、「射精責任」の本の現物が置いてあったわけである。そういえば今年は忙しくてそんな本を読む暇がなかったなあとちょっと手に取ってみた。
もう誰もあの話題を出さないのは何故なんだろうと不思議にも思っていたので中をぱらぱらとめくっていたが、その理由もなんとなく推察できた。結局はあれを書いたフェミニストさんの自己満足が全開しているだけの本だったということなのね、である。
まあ、男が全責任を取れ、女性様には何の責任もない!権利だけは女性のものだ!男には一切の権利はないけれど、責任だけは男が引き受けろ!って書きまくってあったわけである。
最大限に割り引いて考えても男には何の利益も不要!ただひたすら負担だけを背負え!っていう主張に男が賛成するはずないんである。世間知らずのフェミニストのお嬢さん、と言われるくらいが関の山であろう。
何故世間知らずか。一例を挙げると「卵管結紮」は未婚女性の一時的な避妊には決して行われないのである。普通はもう子供が何人もできてちょっとこれ以上は養えないですよね、という時に考慮される永久的な避妊法である。無論、男性側の「精管結紮」も同じことである。どちらを不妊にするかはその時に諸事情で判断されるべきことであろうが、いくらなんでも女性がピルを飲むのが嫌だから男がパイプカットして永久不妊になれ!というのは論外な暴論であるわけである。
そりゃ「望まれない妊娠」は防げるかもしれないが、そのあと子供が欲しいと思っても、もう「卵管結紮」でもパイプカットでも、永久不妊にしてしまった後では無理になるわけである。
ちょっとこの辺を読んだところで「これはダメだ」という思いの方が強くなってもうその本を棚に戻して帰宅してしまった訳である。
多分、あんな狂気の主張を問題なく受け入れるフェミニストさんとは確かに議論が噛み合わないのであろうと思う。
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